オッサン飛び越える日本伝統文化
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    ちょうど今から2年前の6月7日にこのブログ記事「情報醤油、っじゃなくてソースの違いがもたらすもの」でも書きましたが、多くのオッサン世代が知らない間に多くの日本の若者たちのコミュニケーションツールになっている「ニコニコ動画」(ええぇーっまさか知らない?!)

     

    2012年4月に第1回目が千葉の幕張メッセで開催され、この会場に集まったいわゆるリアル参加者だけでも13万人を超え、ニコニコ動画でのライブ参加者まで入れると40万人の参加者を超え、これに驚いた日本の政治屋さんたちも慌てて翌年から政党のPRブースをこの会場に作ったり、経済産業省をつうじて後援に割り込んだりと...(えっ、知らなかった?)

    今年も4月の末に2日間開催されたのですが、この「超会議」さらに進化し幕張メッセの1〜11とイベントホールを会場にリアル参加者は152,561人そしてネット参加者に至っては、な・なんと554万8583人の参加者...しかなかったと主催者の株式会社ドゥワンゴ側は発表しているのです

     

    つまりこの参加者たちにとっても情報トラフィック(情報をとる手段)はテレビとかラジオではなくなっている、僕ちゃんたちオッサンが「テレビや新聞に出てただろうが、ちゃんと社会勉強せい?!」とその口が言ってることが彼らから見るとどれだけ「情報弱者」に見えるんだろうなぁ...ちゅうことなのです

     

    ちなみに「今どきの若者は相撲なんかも見らんだろうなぁ〜」なんて言ってると、この「超会議」では大相撲もちゃんとこのニコニコ動画とはコラボしちゃってて、「ニコ動」ジェネレーションにとってはまた新機軸テイストでこの日本国技もすんごい親しまれているのです

    そしてNTTの協力で「歌舞伎」ともコラボしてここでは「中村獅童」さんとヴォーカロイドのアイドル「初音ミク」さん(この世には実在しないアイドルですからねぇ〜?!)との共演で「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」もこの会場で披露されたのです

      

    これはまさに日本の伝統文化をプロジェクションマッピングや音声技術はじめ、最新の映像技術やIOT技術、そしてインタラクティヴ(双方向)メディアを使ってかけ合わせてデザインすると、また新しい世代や、今までまったく歌舞伎に興味もなかった人々に対して新しい価値が生まれてくるという「イノベーティヴカルチャー」のお手本ですよね?!

    当然この歌舞伎のクライマックスになるとニコニコ動画でシェアして楽しんでいるとこんな風になる...

    これはこれで大勢でのシェア感バリバリで「超」面白くて楽しいのです!!

     

    こういうことでができるというのもその「シェア」する一つの形、それをできていない僕ちゃんらオッサン世代の方が取り残されていくとも言えると思うのです

     

    ニコ動が新機軸なのはくだらない意見や今流行の言葉で言うと「ディスる」(悪態をつく)意見が目立ちがちな中で、ちゃんと本質をついたコメントが意外とある、つまりこの画像の中でそのライブをシェアしているその瞬間にさまざまな視点を垣間みれるという意味で新しいメディアだといえるかも知れませんね?!

    ついでにこの「ニコニコ超会議」主催の株式会社ドゥワンゴさんは採算を度外視していることがこのイベントのコンセプトの一つにもなっており、昨年も4億近い赤字をだしつつ、でもそのこともちゃんと公式サイトでも公表されウリにされているのです、つまり今の時代はいろいろな新機軸の訴求の表現方もあるということですよね...

     

    違う視点からいうと、ニコニコ超会議はそれぐらいクオリティ高く盛りだくさんでイベントとしてはイノベーティヴだというのみならず従来の基準では考えられないくらい「超」おねうちだということなのです

     

    自分の常識を変える、一度壊してみる...オッサンにとっては難しいけど、実は新しい楽しみがそこに眠っているかもしれないといつも「ニコ動」&「ニコ生」を日々チェックする還暦僕ちゃんなのです

     

    カテゴリ:映画・芸能 | 02:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
    情報醤油、っじゃなくてソースの違いがもたらすもの
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      近年日本国内のどの選挙も投票率が低くて、オジさんたちの世界でそれ自体がとても深刻な問題であるという議論がよくなされていますが、でもそんな現象をもって若者たちの政治への関心が低下しているという論理は全く間違っている気がするのです


      例えばこれは「ニコ動」と呼ばれる「ニコニコ動画」の衆議院 国会生中継のライブ映像で議題は今回の「年金情報流出問題」に関する質疑のライブ画面なのですが、いつもこの「ニコ動」画面にリアルタイムで書きこまれる若者たちの鋭い意見を観ていて意外と鋭くて追いついていけんなぁ、といつも感心しているのです

      まず「ニコ動」をご存じない方のためにちょっとだけその説明をさせていただくと...

      もともとのルーツはアメリカテキサス州ヒューストンで1994年に始まったオンラインゲームや動画研修の接続環境を提供する会社「DWANGO:ドゥワンゴ」という会社があり、この会社が1996年に日本などへサービス展開を始めたのでした、その後紆余曲折があり1997年に株式会社ドゥワンゴジャパンが設立、その後この会社は2004年に東証一部に上場しその後はエイベックスホールディングスと業務・資本提携したりして、2007年(平成19年)にニコニコ動画を開始したのです

      ニコニコ動画のリアルイベントとしての千葉幕張メッセでの「ニコニコ超会議」はなんと1日のリアル入場者だけで13万人、そして当日のネット参加者まで入れると50万人を超えるイベントなのです(゜o゜)

      この、オッサンたちがほとんど知らない「ニコニコ動画」、何がすごいのかというとサービス開始された直後1年に満たない2007年11月の時点で、すでに日本全体のトラフィック(ネットワークを流れる情報のこと)の約12分の1を占めていたということなのです...

      つまり大人たちが相変わらず「新聞」や「テレビ」が正しい情報源だと思っている間に、ネット世代の若者たちを中心に情報ソースは「ニコニコ動画」のようなネットに完全にシフトしていた、ということなのです、そして彼らの意外と多くは僕ちゃんら大人たちの信じている既存のマスメディアはほとんどが既得権益や政治的な思惑を根源に持ち、ニュートラルなものではないと冷めて観ているのです


      ところで先般の「大阪都構想」の是非を問うて住民投票で僅差で負けてしまい、任期満了時点での辞意を表明された橋下市長ですが、実に本来の政治家らしい潔い姿勢でしたね!! これほど正直に自分が正しいと思うことを自分の言葉で言える政治家は最近は皆無ですものね
      一番僕ちゃん的に「いいなぁっ」て感じたのは、橋下市長が「任期の後、どっか僕を雇ってくれるとこないですかねぇ」的な発言をされていたのが、まさに「政治屋さん」ではない当たり前の人が政治に臨むべき姿勢、つまり「普通の正しい人の感覚」を感じたのですが、これに好感が持てた方は少なからず、いや相当おられたはずですよね

      政治って「単純に正しいと思ったことを命をかけてでも損得抜きで戦いやりきる」本来そんなものだと思うのです、そしてそれだとなかなか一生ぶっ通しでは出来るはずがないですよね(正しいと思うことを貫き、暗殺でもされれば話は別ですが...)

      今の多くの政治屋さんがそうであるように「既得権益や利権」の代表者として死ぬまで終身職業として居座るのではなく、自分のマニフェストを掲げたものをビジョンとして全力疾走しその「役割」が終わったと考えたなら「議員職」自体をやめるのが当たり前の時代だと思うのです、こんな時代に税金で高い収入とって政治家として旬を過ぎた年寄りがいつまでも居座るな! ちゅうことですよね

      ヨボヨボになってトップの座を経験しおわってもそのまま議員職でいる政治屋さんたちの潔(いさぎ)わるいこと、醜いこと...とっとと辞めて後進に道を譲り、その後の余生を奔放に楽しくオサレに生きる方がまだずっと政治家らしい生き方だと思うのです

      その理由は今の時代、利権や既得権益と表裏になっている経験値なんかよりも、次の時代を見据えて自由に行動できるニュートラルさや失敗を恐れない若さの方が絶対に国益にもかなうと確信するからなのです、つまり今の政治の世界では年寄よりも若い人の方が民にとって「益」を生む可能性が高い時代になっているということだと思うのです


      僕ちゃんも大好きな「南海ホークス」あぶさんの街...

      だからこの橋下市長の会見のときにもニコ動では若者達が彼のビジョンや具体的な成果について、ちゃんと評価しその行動力にも賞賛を送っていたし、彼の選挙には投票にも足を運んだ訳ですよね、でももともと生活保護受給者が5.3%(全国平均1.5%)と多かったり、年齢別のデータによると選挙参加多数派である70歳以上の層だけが反対多数だったようで、さらに加えて東京都の次に公務員が多く過激な組合系の職員が多い大阪では将来のことよりも「今の自分」のことが優先だと考える人の数が選挙制度の中ではちょっとだけ多くその意思が反映されたということなのかも知れませんね

      ただ、今回のこの選挙はもちろんお年寄りの中でも自分の事よりも将来の大阪を憂いて「都構想」を是として投票された方も沢山おられたはずですので、数値の上の分析とかで書かれている「70代から上の方々が反対をしたからだ」という事だけではないような気がするのですが...


      そういえば、数年前のニコニコ超会議で10万人以上の若者たちが結集するのをみて各政党あわてて、この会場にキャンペーンカーやブースを作ったという有名な話もありますよね...

      話はそれたようですが、実は若者たちは政治に関してオッサンたちに比べるともっともっと本質を見極めながら、しかも現実も考慮しながらの多様な自己の意見を持った人々が多いということが、このニコニコ動画のコメントなどを観ているとよーく理解できるのです(もちろんアホみたいな意見を言う連中もいますが...)
      ただ、今日の国内の政治において選択肢としての候補者たちは彼ら若者たちを投票行為にまで突き動かす「政治家」はほとんどいないということなのです


      上から目線で「最近の若者たちは選挙にすら行かんで、まったく何を考えているのか解らん、なっとらん!!」みたいな事を言うオッサンやメディアもマジでそんな論調の記事を書いたりもしますが

      実は逆に彼らから見ると僕ちゃんらオッサンは「利権に取り巻かれる誰か(メディア)が言った見解の受け売りや自分で考えることなく誰かが言ってたみたいな話を自分の意見として行動するダサい人たち」と見えている気がしてならないのです

      その意味ではまずは政治家の役割はもちろんですが、その存在自体をもっと国民の全世代で議論し概念をつくり直しつつ、現在の選挙制度自体もドラスティックに変革するべき時期がとうに来ている気がするのです、つまり選挙の場合でも情報通の若者達が投票しないのは「選択肢がなさすぎるから」そして「自分たちの意思が反映される制度になっていないから」ということにつきると思うのです

      もちろん政治だけで世の中が動くわけでもなく、一部の人だけで世の中が簡単に変革・変質できる分けもない訳ですが、日本のこれからの未来は「過去の英雄」たちが考えるのではなく、「これからを努力して生きる人々」を中心にして、まず今から、自分の立っている所から変えていくべきときが来ているということですよね

      若者たちは実に冷静に僕ちゃんら「情報弱者」を観察していると思うのです、老人達が自分たちの目の前の欲に溺れて好き勝手やってるうちに日本国がジャスミン革命のようなアナーキー事態にならないように、新聞やテレビの情報だけで知ったかぶりの「情弱」にならんように自らまず気をつけたいとマジに思うのです

      またまたながーい文章でほとんどこれを最後まで読まれる方はほとんどいないと思いますが...オジさんの大声の独り言なのです
      カテゴリ:社会・政治 | 03:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - |