9月20日の彼岸の入りの水曜日は午後より公益財団法人 鹿児島県国際交流協会の助成金審議会があり、これに出席のために協会事務局がある鹿児島県民交流センターにおジャマしたのですが...
鹿児島市内にある鹿児島県民交流センター(名前はフツーですが...)のそのホワイエというかロビーラウンジが、最近超イケてしまって風景が変化してきているのです!!
だいたい普通の地方都市の行政施設や公的施設というものは原則的に遊び心も足りなく、デザインセンスも悪くて運営もコンサーバティヴ(保守的概念が強い)なのが当たり前で、したがってオサレでもないと多くの人々が当たり前に思っているわけですが...
この鹿児島県民交流センターの地下駐車場から1階に上がって協会事務局に向かう途中のカフェのイケてること!! しかも協会の方にお尋ねすると、なんとこの施設はFree Wi-Fi なのだそうです!! すごいじゃないっすか?! この手の行政施設で、もしそのFree Wi-Fiの意義が理解出来ているとすると(なぁんて超上から目線ですが...)ナイスですよね?!
これからの「住民から必要とされる」施設のあり方というのは、何か目的のイベントがなくてもそこにいる事自体が心地よくて自然と人の笑顔が集まってくるということが最も大切な要素の一つになるということは今の時代共通の認識ですよね
つまり今でいう「プラットフォーム」的概念の要素を持つ施設であるかどうか、ということが箱ものとして必要かどうかの大きな指標の一つになっているということです
だから世界共通のインフラとしてのFree Wi-Fiは当たり前だし、フォトジェニック(写真映えする)だと感じる多くの人々がここの施設から多くの人々が画像や映像を付けてこの施設の「箱ではなく」コンテンツ(イベントや人など)をリアルタイムで発信し一人でも多くの人々と「そのコト」を共有したいと感じる仕掛けが必要だという事になるのです
でも実際にSNS(ソーシャルネットワークシステム)を利用したりしての情報発信に興味のない人には、本当にメディアミックスで生まれる効果の概念というのが本当に伝わらなというか、これ(SNS)ほど利用してみないとその価値がわからないものもなければ、これからの時代はそんな価値感のギャップが様々な形で発生してくる時代だと感じるのです
「カフェ グランド マノン」さん珈琲も軽食もおいしいし、インスタばえするし、この室内テラス席でパソコン広げたら仕事はとても片付きそうですねぇ!!そうするとここを本拠として仕事をするノマドワーカー(パソコン一つでどこでも仕事をする人々)も集ってくれればここの風景ももっともっと素敵になり施設の価値もあがるはずなのです
つまり催事がないときにどれだけそこに年代や性別を超えた、あるいは外国人なども含めて多くの人々がそこに存在しているのかということがその施設がその地に必要なのかのとても大事な指標になるということを認識し、イベント頼み「箱モノ行政」発想から進化させなくてはならないのだということになるのです
若者たちはもちろん、旅の意味もフォトジェニックなシーンを探すことであったり、ファッションもその中に写る自分の必須アイテムとなったりといろいろなものやコトの価値が変わってきている...それがいいことかどうかは別として、そんな旅がしたい、そのためにお洒落もすることも幸せだという人々が増えてきているという現象を自分の仕事に生かしたり、地域経済のために利用する発想がとても重要になってきているということですね?!
その意味ではこんなに素敵になっているスペースのコトをウェブやSNSで、この鹿児島県民交流センターさん自身はまだうまく発信はできていないようです...
その「発信・共有」することの意味が分かっていないのならばこれは最近のこの県民交流センターのこのサロンリノベーションによる現象はテキサスリーガーズヒット(偶然のポテンヒット)ということになるのでしょうか?!
県民の税金は賢く活かすマインドと知恵とセンスは常にどのセクターでもこれまで以上に持っていなければならないし、それが次の時代を勝ち抜く「箱」の活かし方だと確信します、ぜひともこのかごしま県民交流センターには「イベントのあるなしにかかわらず、いつも笑顔の人々がいる」場所としてこのままの路線で頑張ってほしいと心からそう思うのです
- 2017.09.28 Thursday
- モブログ
- 01:01
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by なりブー