6月も今日で終わりですが現在、東京都議会選挙まっただ中ですね
「加計学園」問題で大騒ぎの今の国会中継を見ていても、国政も日本最大の都市東京都政もいい歳こいた大人たちが、よくこんな本質を外れた内容の協議審議で国のかじ取りをしているもんだなぁ...と感じてしまうのは僕ちゃんだけなのでしょうか?
この方々も職業間違ってませんかねぇ〜? 豊田さんは元厚生官僚だし多分女子プロレスとかに参加すれば「高学歴・キャリア官僚レスラー」として特殊な存在で早口とパンチだけでも成功するかもですよね?!
それにしてもパワハラをする系の人たちほど表や人前にでた時の精彩のない事
実に観ていて見苦しいというか、むしろもう一つのAKB総選挙の方がずっと面白いし、マイクの前でしゃべるメンバーたちのコメントにも魂がこもっていてちゃんと文章としてもなりたってましたね?!
都議会議員選挙の応援演説で自衛隊の私物感覚でヤッチマッタこのかたも、発言や答弁を聞いていてもバランスを欠いているというか、とても防衛大臣という器ではないと少なからずの方々が感じていますよね...適正判断ももちろんですが「選挙民から観てどんな印象なのか?」という視点すら今の自民党にはないのか、それとも人材がいなさすぎるのか
それにしても昨年からの政治シーンをちょこっと振り返ってみるだけで、国政・地方議会ともに大勢のさもしい政治屋さんたちが「人として」も恥ずかしいレベルの守銭奴活動の実態を暴露されちまったりと
ただ、議員先生がたにすり寄ってそこで既得権益や融通を利かせてもらういわゆる「忖度」をさせたりする選挙民たちがそんなモンスターたちを育んでるともいえるのかもしれませんね
僕ちゃんも忘れることだけは得意ですが、国内いろんなとこで露呈する彼らの恥ずかしい行動も、あまりに事件が多すぎてもう忘却の彼方に追いやられていそうで...みなさん覚えていますか? でも職業としての政治屋さんのポストだけは誰もやめないでそのまんま居座っていますよね
トランプも北朝鮮も何をしでかすか解らない激変の世界・国内情勢のど真ん中だというのに、相変わらず国政を担う方々は(職と既得権益を失わないための)党離党欲にかられていて、やっぱりセコくておまけに政治家に一番必要なはずの「胆力」なんてどこにも見あたらなくて、それでもみなさんとにかくどんなことがあっても議員職にだけはしがみついておいて、議員地位の確保とお給料だけはほしい...みたいな感がずーっと見え隠れしてるし
でも地方議員だって例えば東京都議員でいるだけで成功報酬でなくて年棒2400万円超えとかだと、きっとそんな環境のせいで長居していてスポイル(ダメ人間化)される人々も多いのだと思います
恐ろしい政治屋さんがたはまだまだ沢山いますよね?! 東北の被災地をリアリティをもって把握できないこの勘違い恫喝ジイさん「今村幸三 前復興相」そして「がん患者は働かなければいい」発言をしていないとウソをつき翌日撤回してしまうナサケない「大西英男」衆議院議員、おまけに須藤元気氏の名前を勝手に使った推薦文で自分をほめたたえてしまっちゃってるし、ちなみに大西さんも元東京都江戸川区議会議長経験者...
そして「よそから借りてきた」民主主義的日本においてはひょっとすると「議員数が多いほど民意が汲める」というのは実は幻想かもしれませんね
一時的な劇薬的対処療法かもしれませんが、本当に純粋なエリート意識のある方々を選抜するためにも、立候補前にまず基礎的試験をやったり地方議員候補もディベートを生放送でやるとか、あるいは逆に今の議員さん達には地域の各項目の数値目標設定をしてそれを達成するまでは、すこし「ふるいにかける」意味で今からしばらくは成功報酬制度か日当制でもいいのかもしれません
もう一つは定年制があった方が絶対にいいと思うのですが...(今の時代、経験のメリットよりも既得権益や慣れ合いの方がずっとマイナスに働く時代になっていますもんね)
やっぱり政治の世界には「人として」基本的な何かが欠けている人々が多く存在する印象があるのですが...
それとこの緊縮財政の時代に至ってはワンイシュー(1つのテーマだけ)で政治の世界に就職しようという方にも遠慮していただいた方がいいのかもしれないですね
あとどんな政治屋さんの話を聞いていても「何かをやります、実現します」という前に「おめえ、その財源どこから持ってくんのよ?! カネの調達はどうすんのよぉ?!」って言いたくなるのですが、とりわけ人口減少経済の中で既得権益と関係ない世界で必死に戦って仕事をしている方々はみんなそう思ってあきれているはずです
国政にしても地方政治にしても、財源を稼ぐ創造力とかヤリクリするという感覚のあまりのなさと、ヒトから集めたカネを当てにした予算に「公債(未来からかりるヒトのカネ)」を加えて、ただただ議会に突っこまれないようにしてつかいきる(配分する)ことしか考えていないこの相変わらずの時代遅れのその感覚はどうにかしてほしいのですが...
選挙権年齢も18歳に下がったものの、そもそも人生でチャレンジしたこともなければ、その精神やキャッシュフローのヤリクリ感覚のない人々が政治を職業としてやってること自体が「まやかし」にしか思えないというのが庶民感覚で、そんな中で誰を選べというのか選択肢がない中で、若者に限らず投票に行けという自体が、やっぱりどうしていいのか解らない気がするのです
国も地方自治体も「1丁目1番地」で待った無しでメスを入れなきゃならないはずの「プライマリーバランス(基礎的財政収支)」をほとんどいじる事をせず、また総務省傘下で統治されている電波メディアもこれを放置しているということは、今をただ刹那に生きる大人のオッサンたちは無責任に「人口が減少していく未来のことなんか俺たちゃ、そん時はもう生きてないし知らんもんねぇ〜」と言ってるということなのでしょうか?
未来から借りたお金を遣いちらかすのは簡単ですが、この縮小経済の中でまず「いの一番」に大切なのは「どうやってお金や新しい価値を生むのかを考える」こと、そして「その稼いだお金を誰に、何にどう効率よく投資し次のお金(価値)を生むことを考える」かということ、さらにその向うにある大切なことはそんな「やりくり、つまりマネージメントとチャレンジを通じてしか人材は育たないということ」を理解すること...これは数多くの経営者たちが言っている常識です
それとも世界一の負債を抱えながらも平気で公債を発行し続けているということは、ひょっとすると安倍政権は近々「禁じ手仕掛け爆弾」のデノミネーションでも密かに考えているのでしょうか?
航海に例えれば、どんどん水深が浅くなって岩場が多くなり天候が荒れてきている海でバブル期に建造した大型船での「アブナい岩場や浅瀬は見ないフリしての、とにかくとりあえず前進航行」が一番怖いことで無責任な行動だとわかっているからですよね...
そして今の縮小経済の中「リアル」世間を生きている普通の人々ならば、これからの未来には「確実さ」は存在しないと肌身で知っているからなのです、そんな現況を直視せずに、チャレンジすらしようとしない・させないというのが最大級の「大人の罪」だと確信するのです
- 2017.06.30 Friday
- 社会・政治
- 00:20
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by なりブー