いよいよアメリカ合衆国、第45代大統領「ドナルド・トランプ」の共和党政権がスタートしましたね!
今の世界の潮流ともいえる格差拡大社会の中からの「ハイパーポピュリズム(超大衆主義)」の流れで合衆国のマイノリティや低所得者層の支持を束ねて選挙を勝ち上がった彼は、生粋のニューヨーカーで資産家の家に生まれ、おまけに大学はペンシルベニア大学ウォートンスクール(経理財務などに関しては世界一の大学と言われてます)の出身というだけでもすごいエリートですよね
これはたしか1985年の10月の写真(@トランプタワーニューヨーク)なので、トランプ氏がこのビルを1983年に建てて2年後くらいの時でしょうか...ニューヨーク5番街のティファニーのすぐ横に、当時だと「バブル」という言葉も知らなかった僕ちゃんが生まれて初めて観たバケもののようなゴージャスなビルでした
それにしても面白いのは、彼はある意味典型的な「WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)」だと思うのですが、日本のメディアはそんな価値観も知ってか知らずなのか、直接インタビューを出来ないでいるくせに「想像の世界」でいろんな事態を思いついてはよくもまああんなに人を悪魔の権化ように仕立て上げられるよなぁ...ってことなのです(別に僕ちゃんはトランプ支持派でも何でもないですが)
とにかく彼のようなタイプはアメリカのビリオネアなどにはよく存在するタイプだと思うのですが、それよりも何よりも彼のようなケタ違いの資産家ビジネスパーソン(投資家?)が「あの政治ポストに就いて何をやりたいと思っているのか」あるいは「何が彼にあのポストを捕りにいかせたのか」を誰もインタビュアーが引き出せていないことが不思議だよなぁ、と感じるのです
そもそも政治家って国内の国民に対してさまざまなコトをコミット(約束)して「自国民ファースト」で政治を行うのは基本原則、つまり当たり前で、それを外国から見ている人々がトランプ氏と直接コミュニケーションもとらずに「勝手に」どんどん想像だけして妄想物語を国民にいちいち伝えているなんてレベルのメディアはちょっとマズイですよねぇ...まるで黒船がやってきたあの時代と結局なんにも変わっていないような気がしてしまうのです
もちろん既得権益者の意見を代表してトランプのイメージをデフォルメして徹底的にやっつけてきたアメリカの主要メディアは完全にやり返されている感もあるので、しょうがないちゅぁしょうがないのでしょうが(☚何だか「焼酎のジンジャーエール割り」の味がしそうな文章ですね...)
でもこんな時こそ、アメリカではなく日本のジャーナリストとかが、想像ばっかりしてんじゃなくてあの手この手でトランプ氏と直接接触しインタビューをとればいいのにと思うのです、でついでにアメリカのメディアを飛び越えて個人的に友だちになっちゃったりしたら結構面白いのにねぇ〜
その意味では安倍さんが何はともあれトランプとプーチンと何となく関係性を仲よくしてそのトランプ政権のスタートを迎えられたということはとてもラッキーな事だと思うのです...
つまりは従来型のケインズ的マクロ経済学にもとづく資本主義が行きつくところまで行きついて機能しなくなりつつある今の世界経済、そのそれぞれの国の政治の形やそれに伴う外交の姿も絶対に変化しつつあるということで、そのきっかけの一つが「ドナルド・トランプ大統領」の誕生なのだという気がしてならないのです
よーし、こうなったらトランプに対抗して日本の政界で「Mr.花札」を誕生させて世界の政治舞台に「ジャパンファースト」旋風を送り込みましょうや?!
そんでもってせっかくだったら組閣もこの花札の「札名」と同じ氏名の方々(例えば、松本さん桜井さん梅北さん...てな風に)を国民の中から任意で選んでみて組閣しちまう、「猪木・小鹿・蝶野の夢の猪鹿蝶トリオ」なんてサイコーじゃないっすか? そんな選び方のほうが議会制民主主義がすでに機能不全になりつつある今の日本では結果オーライだったりして...(-_-;)
だったら見た目のインパクト、とにかく髪形だけは負けないようにしないといかんですね?!(注:右の頭頂部は僕ちゃんの今現在のものではありません、将来的にはこうなりそうですが...)
どうですか「HANAFUDA SHOCK」?!「トランプショック」より絶対に斬新ですよね('◇')ゞ
でもトランプ氏はそのキャリアの中で大成功も大失敗も体験してきたドラマチックな経験と過去を持ち、ここ10年以内でも一度は破産の憂き目にあったアメリカンドリームチャレンジャーとして存在する「ビジネスパーソン」でもありますよね、超ドメスティックな日本の政治屋さんや「群れ」としてしか動けない日本のメディアでは「WASP」でなくとも、心を開きたいとは思わないのかもしれません...
ただアメリカで成功し親をも超えた実績を持つビジネスパーソン...「対日貿易に関して過去のレーガン時代のイメージにとらわれている」なんてアホみたいなコメントできちゃうあまい日本のメディアが考える浅はかなレベルでないことだけは確かですよね、絶対に!!
やっぱそうなると奇をてらったジャパンスタイルの「Mr.花札総理作戦」しかねぇんでねえのかなぁ?!
だれかそばに「花札さん」って方おられませんかねぇ?