前回の開催の際にどうしても行きたかったのに出張と重なっていけなかったイベント「のきさき市@鹿児島騎射場」
2回目の今回は万難を排しつつ5月15日のまさに「五月晴れ」の日曜日にこの素敵な空間を体感しにワンコのミニーちゃんまで連れて行ってきました
それにしてもこのイベントはやっぱりすごいと思うのは、もともと鹿児島大学のそばで学生さんたちはこの周辺にたくさん住んでおられるものの、商店街的にはすこーし閑散としてきたかなぁ、って感じていたこのエリアの「のきさき」を借りつつこんな若くてイケてる雰囲気の人々の本当に楽しそうで素敵な笑顔がたぁーっくさんみれたということなのです
多分これは、この運営スタッフの中に業者として働いておられる方が「一人もいない」ことが一番の原因だと感じたのです、つまりイベントごとがあると必ず存在する「お仕事」としてこんな場で「難しそうなお顔をして管理しつつ」歩き回る人々...これがいないことがそんな雰囲気をつくるのだとすんごく痛感するのです
変に聞こえるかもしれませんが、そもそも海外でのイベントスタイルと非常に似てきているというか、全体のコンセプトをデザインし共有するためのオサレでセンスのいいリーダーが存在しているのですが、そんなコンセプトを確実に共有できる人々を集めその店舗スタイルを含めた表現方法をすべてそれぞれの出店者のみなさんに託して自由なスタイルで「楽しんで」いただく...これこそ本当のイベントですね(*'▽')
街並みやビジュアルは日本の商店街でも、本当にヨーロッパやアメリカで見かけるみんなが本当にリラックスして楽しそうな雰囲気があふれているのです、やっぱこれが日本でよーくありがちな、おんなじテントを「統一的に」ずらずらーっと並べてしまいどこに行っても同じ雰囲気になっちまうイベントの根本的な違いなのかもしれません
要するにテントなどもきれいに画一的に並べたいと思うのは主催者の勝手な自己満足で、そこは本質的なことを逆に損なってしまう可能性すらあるのかもしれませんね
もう一つは管理責任者の発想...これは日本国内の場合一般市民側の「なんかあったら公共機関や組織に対してへクレーム」とかメディアも一緒になって攻めやすい「スケープゴート(いけにえ)を作って攻め込むのがインテリゲンチャだどうよ?!」、みたいな姿勢を持ちがちな風潮があったりして、そのクレーム予防として多くの無駄なハードルや過敏な準備をしいられたりコストをかけなければいけなくなったり市民・国民が自らチャレンジしにくくなってしまっている...そんな構図がたっくさんあると感じるのです
途中この時期旬のソラマメの100円詰め放題とジャガイモの100円詰め放題、そしてこの自分で収穫するエノキやブナシメジもそれぞれ100円で買わせていただきました!! 超美味しかったですよ( `ー´)ノ
このイベントを完全黒子となり一生懸命企画し運営する一人、このJC後輩の尊敬する須部君(右)とうちのグランチャも大好きな「桜島まるごと絵本」の制作出版をされている鮫島さん!! その本質を極める目と情熱もみんな本当にすごい、あっぱれなのです!!
僕ちゃん顔が若干「森進一」入ってますが...
そうそう、これからのスタイルは精神も「シェア」ならばスペースも「シェア」して過度に負担にならない形で気軽にやってみることが大切で、そしてここに来られる方々もそんな自然で無理のないこころからリラックスできるそんなスポットで時間を過ごしたいと思う方々がとても増えてきていると感じるのです
ここまでこんな風景をつくりあげるのには、それぞれの商店主さんや企業の責任者のみなさんにまったくこれまでなかった形態を理解していただくプロセスや、この運営に楽しそうにかかわっておられる学生さんはじめとして、多くのイケてる若者たちのボランティアとしてのマインドの呼び起こし関わり方など、すべてお金だけでは作り出せないものが多くここに介在するからこそ訪れる人々にとっても心地いいのだと確信します
この通りからちょっと入った騎射場公園では今結構キテる「スラックライン(弾力性平均台?的な)」の名手がすんごい技を披露していたり、その横ではなんとシデ(神事を行う時のヒラヒラした紙)で四方を囲んだ中で、鹿児島実業高校相撲部の力士たちがすごい迫力の相撲デモを行っていて、さらに素晴らしかったのはその後ろ側の青いテントではこの会場で流れるB.G.M.を奏でるD.J.ブースになっているというこのイノベーティヴな風景のすごいこと!!
とにかく、素晴らしいチャレンジ精神と共生・共有のマインドを見事にデザインしちゃった、素敵な本物の若者たちの才能をまざまざと見させていただいたすんばらしい今の時代に一番必要とされるイベントでした...でもミニーちゃんはそんなことわかってくれたかなぁ?!
ところでこのブログの直前の記事のラーメンやさん、わかられましたか? ひょっとすると鹿児島中央高校卒業のみさなまは知っていたかもしれません、でもこの近所の「Good Day」の森さんに尋ねたら、意外と中央高校生は来ていないということだったのですが答えは鹿児島中央高校正門前、加治屋町の「ラーメン大学」なのでした!!(看板は僕ちゃん的にはあまりこだわりを感じないのですが、おいしいですよぉ!!)
まあ、どのカテゴリーにおいても鹿児島はけっこうヤルもんだなぁと思っちまうのです!!