3月18日の鹿児島経済同友会での北九州市のTOTOミュージアムと安川電機の見学の間のランチタイムは同友会事務局のしゃれたセレクトでこんな素敵な場所での昼食となったのでした
「西日本工業倶楽部」ここは炭鉱業で成功を収め、後に現在の九州工業大学を設立した松本健次郎氏が明治41年〜45年の間に作られた「辰野金吾氏」(東京駅や日銀本店などの設計者)による設計の建物なのですが、戦後進駐米軍に接収されその後、現在は地元北九州市の政財界の有志のみなさんで一般社団法人として維持運営されているのです
この「旧 松本邸」は敷地がなんと1.3ヘクタールという広さで、昭和 47 年 (1972 年 ) に重要文化財に指定され平成 19 年には近代化産業遺産に登録
また「九州・山口の近代化産業遺産群」として世界遺産に暫定登録された一連の建物の一つとなっているそうで、これがまた風格がアリいい感じなのです
この日のメニューもお尋ねするとわずか3千円代だったそうで、ちゃんとしたコース形式で、とても素晴らしいランチコースでした!!
「寒ブリのタルタルとカリフラワームースアスパラのナージュソース」
「新玉ねぎのポタージュ カプチーノ仕立て」
「ハイブリッドポークのロースト 季節の野菜添え」
「バニラブラマンジェ」 だそうです...ここの4,5種の豚掛け合わせというポーク(メインデイッシュ:右から2番目)はこれまた絶品でした!!
こうしてよそでお料理を頂いて感じるのは、改めて鹿児島産の食材って豚のみならずその品質と味においてもまったく負けていない一級品だということなのです
この天井にしてもシャンデリアも時代もので超カッケーですよね?! 僕ちゃんをのぞくとみなさんこの空間にとてもマッチしていらしてとてもいい雰囲気なのです
でも僕ちゃん的にはやっぱり鹿児島の日本で最初の迎賓館であった「島津重富荘」の「オトヌ」の方が格式も高く、歴史観もありさらにカッケー気がするのでした
ただこうして地元の名だたる企業や出身の方々のクラブスピリットでもって運営・存続される「倶楽部」がこうして九州でも残っているということは素晴らしいし、またこうして一般的にも利用できるようになっているということもスゴイ事だなぁ...と関心しきりなのでした
小倉駅で集散のこの視察参加費は5千円(食事代込み)だったのですが、それにしても鹿児島経済同友会の視察やミッションというのは時を得ていて「ここを観とかなきゃ」的な本質をちゃんとついて、そんな仕掛け人のみなさんとの接触も上手だしオサレセンスも良くて費用対効果も工夫をされており、いつも担当委員長さんの企画力と事務局のコーディネート力に感動してしまうのです
ところで今日で3月も終了、年度末ということで今年も沢山の皆様がご移動があったり卒業されたり、そして学年が変わったりと様々な環境が変わるまさに日本では節目の時、また別れや新しい出会いの時期ですよねぇ...
そして鹿児島市内でも桜の美しく咲き乱れる季節となるのです
- 2016.03.31 Thursday
- 食べること
- 00:39
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by なりブー