あいさつとスカートの丈

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    最近歳をとってきたせいか、色々なところで話をする機会が増えたりして...といっても僕ちゃんのばやい、徳のある話や論理的な情報に溢れる知的な話ができるわけではないので、単に歳をとってくると年功序列や一応の配慮的意図が働いて、僕ちゃんのようなものにも「あいさつ」をとかいう展開になっちゃったりするわけなのですが...


    それにしても、いろんな会場で様々なケースで、色々な方のごあいさつを聴かせていただいていて、最近はあいさつの上手い方々がほんとうに多いなぁ...って感じるのです

    昔の政治家さんたちのように「あ゛ー」「うー」とか長い時間かけて、3日前の新聞情報みたいな話をして結局何言いたいんだか全然わかんないあいさつとか本当に聴かなくなりましたね!! これはとてもいいことだと思うのです

    そして結婚式や式典などでも「乾杯」に至るまで、あいさつだらけで1時間以上もかかっちゃうようなアホみたいなパーティもほとんどなくなってきたし

    つまりは皆が形式とか体裁だけではなく、ちゃんとその場が何のための誰のための「場」なのかをちゃんと考えたり、自分の言葉で物事を伝えることが当たり前の世の中になって来たということなのかもしれませんね...でも僕ちゃん自身挨拶べたなくせして「こんな上から目線でのコメントたれるようなオッサンになってたんかい?!」みたいな感じで自ら、たまーに「ハッ!」とすることが最近あるのも確かなのです(*^_^*)

    明日から7月、今日で今年もちょうど半分が終わるというこの節目の日に、なぜか僕ちゃん自身そんな「あいさつ」の機会には気をつけなきゃと改めてそう思った今日この頃なのです


    「ものづくりの街」2k540

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      今回の東京での一番の収穫はこのスポットなのです、縮小していく経済の中において、持続可能性が高くて若者たちも僕ちゃんらも自分たちの意思をもって個性を発揮しながらの生業の具体形の一例...


      このロケーションは東京のJR秋葉原駅と御徒町(おかちまち)駅の間の高架下なのですが、その昔、国鉄(JRの前身)では、東京駅を起点にどの駅がどれだけ離れているかで示された時代があり、このスポットの地点は東京駅から「2.54キロ」だったことを受けて、この施設の名前が「2k540(二ーケーゴーヨンマル) AKI-OKA ARTISAN(アキオカ アルティザン)」と名付けられたのだそうです

      そして、「アキ-オカ」は秋葉原と御徒町から、そして「アルティザン」とはフランス語で「職人」のことだそうです
       
      上野駅〜御徒町駅は言わずと知れた「アメ横」ことアメヤ横町が有名ですが、この高架下はもともとはなぁーんにもなかった場所ですものね...


      このブログでも前に書かせていただいた僕ちゃんのとても好きなスポット「mAArch Ecute(マーチエキュート)神田万世橋」(上の写真:株式会社ジェイアール東日本都市開発)とはまた違う、JR東日本の系列会社「ジェイアール東日本ステーションリテイリング」が運営管理をしているのですが、このスポットもとにかくその場にいてコンセプトや哲学がひしひしと伝わってくるし、なにせデザインセンスとコンテンツが抜群なのです

       
      今まで日本が全く経験したことのない「人口が減っていく」経済において、どう新機軸の価値観を創造していくのか...これがまさにこんなスペースを観ると具体的に一つのケースが示されている気がするのです

      ものづくりが出来る人々、別に目に見える「モノ」だけでもなく、「コト」や新しい視点での提案を出来る人々も実はアルティザン(職人)であるということをこのショップ構成が教えてくれているのです

        
      とにかく莫大なお金を賭けて投資をしてそれを改修するという従来のスタイルだけではなく、ゆるーく持続していける、でも心の豊かさや、そこに居れる幸福感を感じることのできる「哲学に基づいた」デザインされたスペース、そしてもちろんその哲学やポリシーを伝えられるサイン(看板)やポスターのデザイン...ここに来てみると全ては素晴らしい世界感を持つ人材がいるからこそできるのだと確信するのです

       
      もちろんこのスポットも「mAArch Ecute(マーチエキュート)神田万世橋」と同じで、もともと「高架下」でしかなかったスペースを防音からやり直し、超快適でアクセスのいい「駅間」つまり点と点を結んでリノベーションしている訳ですよね...つまりは視点を変えて、いままで一番暗くて汚かったりして人が来なかった場所からその概念をひっくり返してしまう、これこそがリノベーションのリノベーションたるゆえんですよね!!

       
      またまたここにいる人々が実にオサレでカッケーのです!! そしてこうやってSNSなんかで情報を拡散したりするときに写真を撮ると、これがまた実に絵になること...

        
      でも絶対に忘れてはならないのは、これってビジュアルの問題だけではなく、デザインするってことは実はそこに関わる人々がどんな世界感をもって、どれだけの思いを込めて、どれだけそのコトを愛しつつそこで活動しているか、ということから始まっているということなんですよね

      そしてさらに大切なのは、こんなスペースを作り上げていくプロセスでどれだけ地元の人材を巻き込み、その発信者として伝道師の役割も同時に果たせる人数を増やせるか...ここを置き去りにしてのこれからのまちのリノベーションはあり得ないですものね

      何かを共感し共有したいと思う気持ちって、実はそんな基本的な人と人とのコミュニケーションのようなもので、こんなスペースを創れる人々というのは、そんな当たり前で基本的な事をしっかり把握しつつ「ものづくり」をしている人々だと思うのです

      これからの「縮小の経済」の中、鹿児島でもこんな「コト」ができる人々でチームを作り、共働して何かを創れる...なぁんてことになってくると鹿児島ライフももっとさらに素敵で幸せになってくると思うのです!!



      これも浅草名物

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        東京には昔から江戸特有のさまざまな食文化があり、それはどれもまた美味しくて、そして昔ながらのものは身体にも良くて素晴らしいのですが、今回は浅草でいただいた比較的新しい昭和初期からのこのエリアの気軽でヘルシーな名物料理「むぎとろ」

         
        といっても、とりあえず今回はこのゴージャスムードの本店ではなく、浅草吾妻橋の交差点すぐそばの支店「雷門店」でいただいた「むぎとろ」の単品でしたが...


        この浅草名物「むぎとろ」は、昭和4年、浅草観音菩薩が出現したといわれている浅草駒形橋のたもとに「浅草むぎとろ」として暖簾を揚げたのが始まりだそうです

        今では懐石料理店として有名な隅田川沿いの本店をはじめ、この近辺のエリア5店と西蒲田の1店の合計6店舗を有する地元の名店なのだそうです

        確かに、もともと東京杉並区阿佐ヶ谷(あさがや)生まれのうちの本寿院様も、この「とろろごはん」とか大好きで、むかーしよく家で食べていました

        とてもヘルシーで、これからの暑い食欲が失せてしまいそうな時期でもつるるんと食べてしまえる美味しい食事メニューですよね?!

        こんなんいただくと、またまた上京すると食べたくなってしまうメニューが増えてしまうとです(^^ゞ


        忘却の彼方にしてはならぬこと

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          6月18日の鹿児島市内が大雨の日、堀江町(広馬場通り)の山形屋パーキング横で、今年も昭和20年終戦前の鹿児島大空襲で亡くなられた多くの御霊(みたま)に捧げる「広馬場通り戦災鎮魂慰霊の会」の恒例の式典が開催されました

           
          当日はどしゃぶりの雨の中、多くの御来賓の皆様とそして近隣町内会(堀江町・大黒町・住吉町)の皆様が沢山お集まりいただき、黙とう、慰霊の会を代表してのお言葉、そして献花がなされて、その後今年は戦後70年の節目の年ということもあり、この広馬場通り戦災鎮魂慰霊の会の代表であられる「春成幸男さん」は多くの取材陣に囲まれておられました


          今年の夏で90歳にならんという春成幸男氏は今でも完璧に頭脳明晰で、矍鑠(かくしゃく)としておられ、鹿児島出身の東京在住の政治経済人の集まりである「三州倶楽部」の代表を長くされておられたとは思えないほど細やかな事に気を配られる本当に優しく素晴らしい方なのです


          雨の中の式典の後は、そのままマルヤガーデンズのBLOOMさんに移動しての懇親会となりました

          このブログでも前にも書かせていただきましたが、春成さんは昭和20年6月17日夜中11時すぎからの鹿児島市内への集中的空襲により、堀江町の防空壕でご両親を含むご家族7人を一瞬のうちに亡くされ、たった一人でその7人のご遺体をリヤカーで海辺まで運ばれ、通夜を営みそのまま荼毘にふされ、その無念の思いを70年間胸に秘め続けてきた方です

          しかも、その6月17日の夜は二十歳の大学生であった春成氏がいよいよ学徒出陣でこの世を去ることになるだろうということで一家が疎開をせずに鹿児島市内の堀江町のご自宅に集まっておられて、この惨事となった...ということをずーっと自分の責任だという思いで春成氏は「いつか鹿児島に帰って自分の力でお墓を作ってあげたい」と思い続け東京で経済人として大成功を収められたのでした


          毎年々、この「広馬場通り戦災鎮魂慰霊の会」も戦争体験を持つご高齢の会員さんが亡くなられたり、健康の関係で出て来られなくなられたりするのです

          そしてそんな、「壮絶というにも言葉がたりない」人生を送ってこられた春成氏が、いつもいつも言われる言葉...「命は本当に尊く大切なものです」という一言

          だれのどんな綺麗事より説得力のある「言霊(ことだま)」をそばにいて聴かせていただける...
          この人生でこんな素敵な方と巡り合えた僕は誰よりも幸せ者で、恵まれていると感じつつ、人間の本能的行為でもある「戦争」で失われる人々の命の尊さや、絆の尊さ、普通に暮らせる幸せの尊さ、そんなことを戦争を知らない人々で共有できるそんな場を維持し続ける使命があると勝手に感じるのです

          そしてどんなことがあっても、命からがらに生き残って今の日本をつくってくださった大先輩のみなさまの70年前の経験や思いを風化させたり、人が何の罪もない人を殺すことが正当化されたり正義になる日本にだけはなってはいけないと改めてそう思うのです

          さあ、今年もそんな思いを新たにしつつ、もうすぐあれから70年目の熱い夏を迎える、そんな季節になりました


          かごしま贅沢ライフ

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            21日の日曜日は久しぶりの鹿児島満喫豪華サンデーでした!!
            まずは午前中は思いっきりお家のお掃除をすませてそのまま鹿児島市内の平田橋のふもと米満シェフのイタリアンのお店「カンパーニャ」に直行し、美味しいランチをいただきました

             
            御台所さまと2人で午前11時40分くらいのランチにすこしだけ早い時間帯に到着すると、まだお店には他のお客様はいらっしゃいませんでした

              
            ランチコースでいただいた最高に美味しい品々...やっぱり落ち着くというか、鹿児島の食材を使ったイタリアンって最強に美味しいのです!!


            でもって、そうこうするうちに、正午になると当然のように店内は満席となるのが「カンパーニャ」の当たり前...


            そしてその後はミニーちゃんを連れて、海に桜島がドンと映えるドルフィンポートへのお散歩でした!!

            美味しいものを食べて、歩いて素敵な景色と大自然の中できれいな空気が吸える...こんななにげない贅沢ができる鹿児島ライフは、なんつぁならんほどサイコーなのです



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            まからずや城山町本店
            天文館から歴史と文化の道を歩いて約15分、かつての薩摩島津家の本丸跡地の御楼門(ごろうもん)のすぐそば、鹿児島市内城山町..「こんなとこに花城があったの?!」っていうような場所に2021年3月に移転した「まからずや本店ビル」 そのお花たちのパリエーションもボリュームもそして圧倒的な世界観の「Mstyleブライダルフラワーデザイン」もここの「クラフツマンスペース」でプロデュースされています。まからずやの一つひとつ個性的な各支店のお花も切り花はすべてここから出荷されるのです。幻想的でスタイリッシュモダンな花溢れる空間に遊びにこられませんか?! 自然光豊かなここでの花写真の撮影だってSNS発信だってO.K.です、楽しめますよ!!
            「植物デザインラボ mon」
            鹿児島市金生町の鹿児島銀行本店ビル「よかど鹿児島」1階入り口に位置する「植物デザインラボ mon hinoyouran+makarazuya」...お花をテーマにして全く新しい生活スタイルの中の価値を提案するショップです。そして今超人気の毎日お花を楽しめるサブスクリプション「mon petit vase」(月額2,750円税込み)もお家時間を彩ってくれます。いづろ天文館のエリアでお買い物の際にはぜひ気軽におたち寄りください。
            Original Wedding By Mstyle Flower
            ご結婚を控えていたり、あるいはそろそろ結婚を考えなきゃなぁ...と思っておられる皆さまに、絶対に一度観ていただきたい「Mstyle-shop.com」のブライダルフラワーのページ。 Mstyleでは、さまざまな雰囲気の会場装飾を一つひとつデザイナーたちがお二人のストーリーをデッサンに起こし、最高のオペーレーションと空間デザインでの新しい形での一生の記念日をお花で飾らせていただきます。 ウェブサイト「Mstyle-shop.com」トップページの「ブライダル」から入ってそれぞれの会場のサムネイルをクリックすると超ビックリの数のバラエティと個性に富んだMstyleの素敵な会場装飾例データが観れますよ!! 過去から直近までの圧倒的データの中から必ずお好みの会場装飾、ブーケその他のフラワーアイテムが見つかります!! ぜひとも目の保養のおつもりでも結構ですので「Mstyle.com」のブライダルページをご覧になってみてくださいね。
            山形屋店メルカート MERCE(メルチェ)
            鹿児島の地元で愛され続けて280年の山形屋1号館1階(2号館側)に「メルカートメルチェ」として営業しております。街の真ん中で色とりどりの珍しいお花達を取り揃えて皆様のご利用をお待ちしております、1本のお花のご利用でもどうぞお気軽にお声かけくださいませ。
            Mstyleマルヤガーデンズ店
            Mstyleマルヤガーデンズ店では、鹿児島のオシャレな方々のライフスタイルの一つのアイテムとしてお花やグリーンを提案できたらと考えております。インテリアの一つとして「生きた」お花をスタイリッシュに飾っていただきたい、またもちろん記念日やプレゼントにもMstyleのスタイリッシュモダンなお花のプレゼントをぜひご利用ください。
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