おととい9月28日の日曜日の午後3時からは、マルヤガーデンズさんとMstyleとの初めてのコラボレーション企画で、ゲシュテック(お花飾り)「花と暮らす 〜ベルリン流〜 vol.1」というイベントを開催させていただきました
このイベントはうちのMstyleマルヤガーデンズ店のドイツマイスターフローリスト奥薗和子(カコちゃん)が、12年間ドイツで暮らしてお花の勉強をしてきたそのキャリアと「鹿児島オリジナルの街」天文館のユナイトメントストア、マルヤガーデンズのコラボだからこそできる企画ということで開催させていただいたのです
まずは、実際にベルリンでマイスター(マエストロ)としてフローリストを生業としていたカコちゃんのとても優しい語り口の解りやすい説明から始まり、実際に皆さんの前でのデモンストレーションへと展開していきました、そして...
ここならではのベゲタティーフ(自然植生)のお庭「ソラニワ」に全員で出ての、花材採集のはじまり!!
地方の農園とかでやれることはあっても、こんな天文館のど真ん中のビル上でのこんなベゲタティーフな環境のお庭で植物を採集するってこと、ほとんどあり得ないのです...こんな最先端の「ソラニワ」を創り、こんなことを実現させてしまう、マルヤガーデンズの玉川社長はただ者ではないと心底思いました
素晴らしい光景ですよね、フラワー教室って本当はこんな形で出来るのが理想的な姿だと確信するのです
皆さんが思い思いに選んだ草花類とカコちゃんがセレクトしたMstyleのお花を合わせて作り始めたシュトラウス(花束)、ドイツから発祥したこの「シュトラウス」と呼ばれる花束の構造は、茎が痛まずに花が長持ちするように茎をスパイラル(らせん状)にして組み上げるのですが、そもそもシュトラウスと言う言葉の意味は「あふれるような」とか「草木のやぶ」のようなものを意味する言葉なのです
つまりは自然の恵みである草木をふんだんに使うのが本当の花束なのだということかもしれませんね...
ベルリンスタイルのカコちゃんらしく、お水にもソラニワのミントをちょっこっと入れて、地下のマルシェ(ドイツ語だとマルクトですね)で買ってきたマスカットなんかもいただきながら綺麗なシュトラウスが完成した後は、ここルーフガーデンの美味しいコーヒーとケーキが出てきました
最高に感動したのがこのマロンタルト、なんとこのマロン(栗)は一緒にこのイベントを組み立てて、この日も受付など担当してくださったマルヤガーデンズの唐仁原(とうじんばら)さんが、この前日に鹿児島市内の郡山で拾ってきてくださったものなのでした!(^^)!
そしてさりげなくカコちゃん作ドイツの「シャンティクリーム」と会わせて...郡山町の自然の栗、とっても甘くて本当に超おいすぃーかったです(感T_T動)
なんだかまた、こちらは企画して皆様に喜んでいただこうと思いながら、こちらまで本当に暖かくまた最高に気持ちいい時間を過ごさせていただいたこの、マルヤガーデンズ×Mstyleのイベント「花と暮らす 〜ベルリン流〜 vol.1」」なのでした
Vol.1ということは...そうすでにVol.2が企画が出来ており、この日終了後にそのまま参加のご予約を頂いたお客様も数人おられたのですが、Vol.2は「アドベンツクランツ」として11月30日日曜日(本当のアドベンツの期間になります)にまた開催されるのです、そしてやっぱり次回もさりげなくカコちゃんはまたこの時期ならではのベルリン風の美味しいプレゼントを考えているようですよ!
「アドベンツクランツ」キリストさまの誕生を心待ちにするHappy Holidaysのための4本のキャンドルを立てる、テーブルの上に置く形のリース(花の輪)です
この機会に皆様もぜひゲルマン人クリスチャンの気持ちになってみてはいかがでしょうか?
といっても僕ちゃんはれっきとしたあまり熱心ではない仏教徒なのですが(^^ゞ...
- 2014.09.30 Tuesday
- モブログ
- 00:28
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- by なりブー