5月27日月曜日は鹿児島商工会議所の主催の「インバウンド(観光客誘致対策)観光セミナー」の講演会が鹿児島市内のサンロイヤルホテルで開催され、KIC(鹿児島国際化推進協議会)の窓口として事務局長のヅーラ・ツルチェンコフ氏と事務局のフォーブスさんと3人で勉強に出かけてきました
その前にツルチェンコフ氏と2人でドルフィンポートのいつものあの場所、「めっけもん」で回転ずしを食べようということになったのでした
実はたまたまこの2日前にとある場所で一人の女性看護師さんに「中尾さん」とお声をかけていただいたのですが、この方なんとfacebook友であるこの「めっけもん」の吉永店長の妹さんだったのでした、ということもあり僕ちゃんもちょうど行きたいなぁと思っていたところだったのです
この日もたらふく食べて合計金額は消費税込みで3,277円でしたが、ここではツルチェンコフ氏はまったく一銭も払うそぶりは見せないのでした...
アジの握りを注文すると必ずその頭と骨をカラッと揚げてくれるので、それを頭側を僕ちゃんが、尻尾の方をツルちゃんが食べるのですが、なぜかツルちゃんは育ちがよさそうには見えないのにこうしてシッポの部分だけを残すのです...当然僕ちゃんが食べてあげるのですが
そして会場である鹿児島市内与次郎のサンロイヤルホテルに早めに向かい喫茶店でコーヒーを飲んだのですが、難しい資料とか難しい話になるとツルチェンコフはすぐウトウトしてしまうのです、この瞬間もスマホをタップしていながら居眠りをしていました
向かいの席に座っていた僕ちゃんは、ある意味「すごいなぁ」とその鈍感力に感動していたのでした
結局この日のワリカンは、ここの勘定の時点でツルちゃんから千円札1枚と銀色の小銭をチャラチャラと数枚渡されて「あとはオイの車で迎えに来てもらい乗ってきたタクシー代じゃち思わんか」と言われて、反撃のすべも無く完全にしてやられたのでした
どんな面白い話でもほぼ無反応で目覚めているのか眠っているのか、聴いているのか解らない僕ちゃんの隣のズーラ・ツルチェンコフ・ハゲマルドン氏(どうみても寝てますよね...)
この日の講師松山良一氏は日本政府観光局(JNTO:独立行政法人 国際観光振興機構)の理事長なのですが、鹿児島のご出身で東京大学からハーバードビジネススクールを経て三井物産で数か所で支社長などを経験され、駐ボツワナ共和国(南部アフリカの内陸の国です)日本特命全権大使を経験の後、現職に就かれた大変興味深い経歴の方でした
このプレゼンで講師の松山氏が言われた通り、今や公衆無線LANの環境って絶対世界の常識、スタンダード環境ですよね!! これに関しては世界を旅する人にとって先進国の中では日本はとっても不便でおくれていると感じると思うのです
実は日本国内における観光業とはGNPでいうと建設業と同じ規模の25兆円の市場があるということや、宝を沢山持っていながら鹿児島の取り組みが甘すぎること、そして日本国全域においても旅行消費額における海外からのインバウンドがわずか6%しかなくその中でも鹿児島県はさらにわずか2.5%である現状(韓国などは47%だそうです)など、そして鹿児島ご出身ならではの大変ためになる辛口のアドバイスや具体的提案も沢山発表してくださいました
問題は、ここで聴いておられた多くの観光行政に携わるお役所さんやわれわれ経済人が、この話をリアルに受け取り、ちゃんと危機感を持ち実践するかどうかだと思います
言葉を変えると、こうして大切な仕事の時間を割いてやってきた自分の時間や経費をちゃんと生かさなきゃ、というマインドを持っているのかどうかなのかもしれませんね...
スマホを目の前に「お札」がわりにして、お神だのみで寝てる場合じゃないと思います、我々の街がおかれている現状に目覚めて出来ることからやっていきましょう!! (^O^)/
- 2013.05.31 Friday
- 社会・政治
- 00:25
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