東京の第2日目は大学の同窓同期の仲間「熱闘121期応援席」の仲間たちと神宮球場の学生内野入場席前で朝の9時30分に集合でした
今回は我が慶応義塾は好敵早稲田大学にすでに前日に1敗してこの時点で最下位の東京大学に連勝した勝ち点だけでビリから2番目(第5位)が確定していたのでした
でもでもなのです、やっぱりそんな時でも、っつーかそんな時こそ我がチームを応援したいと思うのです
さすがに昨年と違って早稲田大学のドラ1トリオ(斎藤・福井・大石)がいないこともあり早慶戦も昨年ほどの満員にはならないようなのですが、それでもそして例え5位(慶応)と2位早稲田の対戦であってもそこは伝統の早慶戦、両校応援も手を抜くことなく最後の最後まで必死で声を出し続けるのです
慶応側にはこんな可愛いチアリーダーも来てくれてました!!
試合は結局4対2で早稲田の勝利に終わったのですが、慶応の選手団がスタンドに向かってお礼の挨拶に来た時には応援席の皆で「よく頑張ってくれた、ありがとう!!」の声をかけてあげました
なんだかそんな風景を見たりすると息子のたっくんが学生時代に試合でここ神宮球場はじめ本当にいろいろな連れて行ってくれたことなんかを昨日のことのように思い出すのです
そしてわれわれ121期の仲間はそのまま銀座に向かい日比谷の帝国ホテル地下にあるいつもの仲間たちが集う三田倶楽部に向かったのでした
ここは慶応義塾の卒業生の有志たちで運営されているOB専用の会員制の倶楽部なのです
したがって会員もしくは慶応義塾関係者以外は全く入ることが出来ないので、ここの存在を知りながらここに入ったことのない人々は「いったい何の部屋なのだろう?」とホテルに尋ねられる方がけっこうおられるのだそうです
特別にゴージャスでもなく何のことはない部屋なのですが、やっぱり有難いのは帝国ホテルの一角というロケーションと自分たちの気の置けない仲間たちでいつでも会えるサロンがあるということは本当に有難いことなのです
この夜は全国に散らばる大学OBの社中の皆さんが製造していらっしゃる23種40本の日本酒が取り揃えられて、食事はやはりOBの経営される料亭からの素晴らしい仕出し料理でした、でもお酒の飲めない僕ちゃんにとってはこの日本酒コレクションは「ブタに真珠」でしたが...
そして最後はやっぱりルーティン(決まりごと)のように皆で肩を組んで応援指導部OBのリードで応援歌「若き血」で締めくくるのですが
どうも最近日本の雑誌か何かで全国の三田会(慶応義塾OB会)のこんな結束を見ていて宗教団体か秘密結社のような存在か? なんて書かれたりしているらしいのですが...
そもそも日本の大学や私立学校の場合、学祖(三田会の場合はもちろん福沢諭吉ですが)の教えの元にその哲学を精神的回帰原点として社中1人ひとりがそのシンボルである母校を愛しそれぞれに高めていくという「クラブスピリット」が存在していないことの方がずっと問題なのであって、単に大学というところはそこの卒業生(合格者?)であるということ自体がその人の勲章になることではないという事実にいい加減に気づかなければ我々の三田会の集まりも、日本の一部のメディアのそんなうすっぺらな世界観の中で「秘密結社」として扱われてしまったりするのでしょうね、恐ろしいことです
でもなんと言われても、この夜も仲間たちにいろいろなことを教えてもらったり、みなさまざまな人生のレビューを交換し合ったり、情けない自分の報告があったり、素晴らしい新しい門出があったり、まだまだこれからの未来への希望を与えてくれる素晴らしい友人がいたりとやっぱり本当に必死で「独立自尊」で頑張っている友たちとの時間は一番生きる勇気を与えてくれるものなのです
- 2011.10.31 Monday
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- 09:57
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- by なりブー