アトリエまからずやの風景

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     だいたい6月という月は毎年まからずやでは5月の母の日が終わり、一息ついて売り上げもコトンと落ち込む時期でまからずや本店の2階のアトリエも週末のブライダル装花以外はだいたいお花の作業は少なくなるのですが

    昨日は一日中うのちゃまがアトリエの片づけや事務所の配置換えそしてパソコンの配線工事などまるで花屋ではない作業をしてくれていました

    逆にこの時期になると毎年の風物詩ともいえる労働省認定の「フラワー装飾技能検定」つまり国家試験受験(7月末に技術試験開催)のためのトレーニングが始まるのです

    やっぱり、いくら普段から現場で実践を積んでいるプロフローリストだと豪語しても、検定の実地試験はとても難しいのです、そしてこのカリキュラムも絶対にそれなりの自己投資になるのです
     でもプロの入口のパスポートであるこんな資格すらも特に受けようともしない花屋さんや、こんなメリハリのあるトレーニングや学科試験勉強などの努力を集中的にしたことのないフローリストに限って「検定は役に立たん」みたいな言い逃れをする方がいまだにいるのですが...

     
    なけなしのお金を使って花を買い、遊びたい時間も練習につぎ込み毎晩仕事のあとにトレーニングを積むこの子たちをバックアップしなければバチが当たると思うのです

    そしてアトリエが開いたすきに、おとといの午前中はまたまたあの地域限定のフローリスト「なりブー」もここで撮影をしているのでした
        
    まったくケーブルTVのスタッフのみなさんはノセるのが上手で、ブタがまたまた木に登ってしまったのです

    母から3ケ月遅れの誕生日プレゼントでこの撮影前日、山形屋で買ってもらった「いかにも夏風」のシャツに白いパンツをはいて不本意ながらも夏風の汗だくになりながら取ってつけたような2作品をバタバタとカメラの前で作ってしまったのでした...

    撮影が終わってマルヤMstyleスタッフのフーミンが僕ちゃんの作った作品を観て、「へーっ本当に社長もお花出来るんですねえ〜」ですって!  もう、失礼しちゃう!!
    これでも昔は自分もなかなかできるじゃないかと思いこんで、しかも中国本土ではちょっとは名の知れたフローリストなんだからね! と言った後で、心の中で「正確に言うと中国本土それも山東省の済南(チーナン)限定でだけどね...」と言い換えた僕ちゃんなのでした
    まからずやアトリエもいっつも人が絶えず、なかなかいろんな風景で楽しいのです

    さあ今日は6月最後の日、明日からまた7月ですね!!観測史上2番目に短かった梅雨も終わって夏本番です! 元気をだしていきたいと思います
     あすから東京出張、7月2日と3日の今週末は東京ビッグサイトでのフラワードリームということで、僕ちゃんは明日はオーストラリアチーム3名との夕食ご接待、そして明後日はマレーシア大使館対応と各国大使館の皆さんが集う「コサージュバー」でのMCなどと意外と活躍しているフリなのです




    目前上がったハードル

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       先般の第3月曜日、毎月鹿児島市内のホテル満秀にて定例で開催される三田サロンで僕よりちょっとだけ先輩の堂園病院の奥様、文子さんとお話をしていたら「8月12日に私たち第九を歌うけど、中尾さんもよかったらどうです?」と誘っていただいたのでした

      何も考えずに僕ちゃんは軽い気持ちで「昨年の12月に第九デビューして以来ステージに立つことがなかったので、ぜひまた歌いたいのでよろしくお願いします」と即答したのでした


      昨年の12月19日鹿児島県民第九の風景(鹿児島市内の宝山ホール)、最高でした!

      実は文子さんのお嬢様も同じ三田サロンに来られることがあるのですが、お母様とご一緒に合唱の指導者をされておられ、そしてこのお嬢様のご主人はアメリカ人でいらっしゃるのですが、コントラバスを弾かれるのです
       昨年の県民第九ではこのコントラバス担当のアメリカ人のご主人と一緒に僕ちゃんは同じステージに立たせていただき第九を合唱したのでした

      そんな話の流れで今回、8月12日のコンサートへの第九合唱のお誘いということで、さっそく先週土曜日の夜、僕にとってはまたまた初めての合唱グループでの練習合流だったのでした

      三田サロンで堂園さん(お母様)の言葉では「周り子供ばっかだから、ちょっと物足りないかもしれないけど...」と言われた「子供」って、小学生くらいの子供たちが演奏するのかと思っていたら..

      なんとなんと鹿児島大学の音楽専攻のその道すごい若者ばっかじゃないですかぁ〜あ!
      絶対僕みたいな素人さんが来る場所ではないのです、といいつつこんな不相応で居心地の悪い場所で迷惑でも自分的にはチャレンジしてみたいなぁ...という気持ちが湧いてきました


      ちゃんとお尋ねしてチラシもいただいて初めて分かったのですが、今回のこれはMBC(南日本放送)ユースオーケストラの第46回の定期演奏会だったのです

      おまけに入口で初めて見る(もちろん歌ったこともない)「ハレルヤ」の楽譜まで受け取って、いきなりのハレルヤ合唱の練習では楽譜も読めないのに皆の歌と併せて楽譜を一生懸命目で追って、わっけはわかんなかったのですが...



      キリスト教ともイスラム教とも、ましてやユダヤ教とも一線を隔して無宗教を貫こうという僕ちゃんがいまさら主(エホバ)を讃える歌を歌うなんてないのかもしれませんが、それはそれとしてこの際、今回も歌を通じてこのゲルマンの代表格でもあるドイツ人のキリスト教の世界感をしっかりと探検してみたいと思うのです

      ちなみにこの「ハレルヤ」を含むオラトリオ(宗教的題材に基づく叙事的楽曲)「メサイヤ」の作者であるゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルはその名の通りドイツ人なのですが、のちに42歳の時にイギリス人に帰化しているのでこの「ハレルヤ」の歌詞は英語なのですよね

      それにしても今回の僕ちゃんのトライは、ハードルを飛び越えようとした瞬間、眼前がハレルヤいなや目前のハードルがぐっと高さが増した感じで、「なんでやねん」と気持ちは「アレルヤ(荒れるや)」なのです(なんだかスマップのシェイクの歌詞みたいですね...)


      でも日本人の宗教観って、ある意味僕ちゃんのように八百万(やおよろず)の神々を都合よく使い分けながらもいざとなったら先祖にお願い! のこのユルユル感、絶対に世界に広めるべきだと思うのです
       そうしたら今みたいな宗教戦争なんて本末転倒で無意味な人殺しは減るはずですよね(でも熱心な宗教家たちに自分が殺されるかもしれませんが..)、しかしながら、日本人が世界の宗教観のスタンダードも知らずにただ単に「宗教戦争やめましょう!」と言ってもバカ扱いされるだけですよね

      ここが世界平和を構築していく中で、必ずや日本人の役割があるはずなのに実態は国際社会からは全く何の期待もされていないし日本の政治屋さんたちが世界で尊敬もされない理由の一つがあるような気がしてならないのです

      でも実態として世界中の大半の人々がそんな世界感、人生観、価値観の中で暮らしているという事実もある訳ですよね、それでも僕の信念として、宗教の信仰は自由だけど、人に無理強いしたり自分と違う神や宗教を攻撃したりした時点で「宗教」でなくなると思っているのです

       いやでもひょっとするとそもそも日本の政治屋さんは「他国に尊敬なんかされなくてもいい、目立たなくて国内だけでいばれて政治で金稼げたらいい」と思っておられるのかもしれませんね...

      第九とハレルヤの合唱からこんな世界が広がってしまいましたが、とにかく僕ちゃんは今のところ、目の前のこのヘブライ語(ユダヤ人)の「ハレルヤ」の言葉の真意を理解することと歌詞を覚えることでイッパイイッパイなのです



      懐かしゃ〜ぃ

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         なんと今WOWWOWでデジタルリマスター版であの円谷一プロダクションの「ウルトラQ」をやってるんです!

         

        僕らが小学校の頃、日曜日の確か夕方6時からの放送でしたよね、この始まりの渦巻き映像もそしてバックのエレキギターでのベンチャーズ風のイントロからオーケストラの不気味さをあおるようなフレーズの演奏も最高なのです


        そしてチープな怪獣たちでもよく見えない白黒映像だからこそいろんな想像をかきたててくれる怖さも良かったですよね



        このころはいろんな少年雑誌の付録などにも怪獣の写真やプロフィール文章などが掲載されていて、勉強はまったく興味がわかずにそんなんばっかい覚えていたらよく母に叱られていました
        「そんな怪獣の名前や体長がどれだけだからって知ってても試験にも出ないでしょうが?」と...

        でも大切なのは「暗記」ではなく「クリエイティビティ(創造力)」だとこのころの僕ちゃんはちゃんと分かっていたから学校の勉強なんかしなかったのです!

        といいつつも今でもこの手のテレビをリビングで観ている横での御台さまの視線には自信なくオドオドしてしまっている僕ちゃんなのです



        ナイスヒット!!

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           今月の21日に開催された日米安全保障協議委員会(2プラス2)に出席するために、衆参両院の議院運営委員会の許可を取らずに政府判断で参加を決めてしまったと自民党など野党から「国会軽視も甚だしい」と反発をくらいながら訪米した松本剛明外相と北沢俊美防衛相の現地ワシントンD.C.からのレポートをテレビで観ていたらなかなか面白いシーンがあったのでした



          松本外相が共同記者会見会場で喋っている途中で、突然クリントン国務長官が割って入り「このコメントの同時通訳が皆さんに聞こえていますか?」と確認をしたのでした

          同時通訳機システムの機械の故障で音声が途切れていたようで、ここでの松本外相の切り返しのコメントが非常によかったのでした!
          「ぜひこの通訳システムも次の機会には故障をしにくい精密な日本製にしてください」と気のきいたコメントを言ってました

          この「ウィット」って西欧では実に大切ですよね、例えばイギリスの議会(Parliament)ではやり取りの中で気のきいたジョークを飛ばせなければ絶対に人の上には立てないと言いますが、これは長年培ってきた彼らなりに議会制民主主義の潤滑油として核心を突く熱い議論をしながらもそれを低レベルの「喧嘩」で終わらせない知恵なのでしょうね...


          その意味でもこの松本外相のコメントも日本人の政治家にしては珍しくその内容もタイミングもバッチリでしたネ! ゲーツ国防長官も横で結構ウケてました

          ちなみに4月の震災直後にクリントン氏が来日して福島原発事故と震災復興への支援アピールをしに来た時のアメリカ本土の「ニューディ」紙のオンライン版では日本の外相との会談の記事としてこんな写真が出ていました

          これは大韓民国のキム・ソンファン外交通商大臣ですし、旗も太極旗(たいきょくき)つまり韓国の国旗なのにねぇ...

          全くもって失礼な..というか彼らアメリカ人にとって韓国や日本ってそれくらいの位置付けだと思ってた方がいいと思うのですが、もっと気のきいた「日本」の信念ある姿を見せる代表としても外交に当たる政治家の皆さんには是非とも頑張ってほしいと思うのです!!


          僕もその昔、中身はないけどギャグだけはけっこうキレがよくてアメリカ人ウケして、日本代表として外交は得意でした!! 



          punctual to the minute!

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             金曜日の午後の僕ちゃんはまるでAKB54(※)のような忙しい分刻みのスケジュールでした
              (※アカヌケないブー54歳)

            お昼は一生懸命頑張ってくださるうちの税理士事務所の担当さんと食べて、その後は経営分析ミーティングを済ませた後、いつもは事務局長のヅーラツルチェンコフY元氏が担当出席している「鹿児島中央警察署管内国際化対策連絡協議会」というすごい名前の集まりの年度総会が鹿児島市内中央警察署内で開催され、なぜか事務局長の代理で専務理事が出席してきたのでした


            そういえばこの時期まだまだ各団体の総会が開催される時期なんですよね...

            この団体は日本国内に滞在する外国人の安全とストレスのない生活を確保しつつ同時に外国人による不法滞在や犯罪、違反行為などを防ぐ目的で作られている団体なのです

            そして僕の所属団体であるKIC(鹿児島国際化推進協議会)事務局のフォーブスさんから伝えられていたのは、16時30分から17時15分まで出席すればよいとのことだったのですが...

            総会が終わると同時に司会の方から「講和があるのでそのままお待ちください」とアナウンスがあり、結局講師の到着が10分ほど遅れて始まり、その後18時から荒田町のジェイドガーデンで今度は生花商組合の総会冒頭で表彰してくださると言われていた僕ちゃんはますますアセったのでした

            だいぶ遅れて始まった講和はまるで鈴木宗雄さんの秘書の「ムルアカ氏」を思い出させるようなナイジェリア出身の鹿児島大学の留学生で、彼はものすごいカタコトの日本語で日本の治安維持の素晴らしさを称賛していましたが、なぜか僕的には時間がないのに彼のゆっくりしゃべる話の間中、時間がない事と真っ黒の肌に映える彼の真っ白の歯と真っ白の手のひらが気になってしょうがなかったのでした

            そして、予定していなかった講話が終わりこの会場(中央警察署)を飛び出して急いでジェイドガーデンパレスに向かうと今度は6時に開始のはずの生花商組合の組合長さんの会場入りが遅刻をしており、またまた次の予定の時間が気が気でないのでした

            そして総会で(何もしていないのになぜか)表彰状を頂いた後は、今度はそのまま中央駅横の「割烹 愛」さんに直行、18時30分から開会していた青年経済懇話会の例会に途中から駆け込んだのでした

            よく言いますよね、地位の高い方や信頼できる方ほど自分の時間同様に人の時間の貴重さもよく知っているから、約束の時間には絶対に早めに来る、と...僕も自ら気をつけたいと思います

            と、言いつつまるでまだ全然売れていない駆け出しの「芸ノー人」的なそんなこの日の自分のスケジュール移動をしながらちょっとそれが充実してるげな気分になっている自分に自ら気づき、まだまだオレって小者だよなぁ...と気づいてしまったのでした



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            まからずや城山町本店
            天文館から歴史と文化の道を歩いて約15分、かつての薩摩島津家の本丸跡地の御楼門(ごろうもん)のすぐそば、鹿児島市内城山町..「こんなとこに花城があったの?!」っていうような場所に2021年3月に移転した「まからずや本店ビル」 そのお花たちのパリエーションもボリュームもそして圧倒的な世界観の「Mstyleブライダルフラワーデザイン」もここの「クラフツマンスペース」でプロデュースされています。まからずやの一つひとつ個性的な各支店のお花も切り花はすべてここから出荷されるのです。幻想的でスタイリッシュモダンな花溢れる空間に遊びにこられませんか?! 自然光豊かなここでの花写真の撮影だってSNS発信だってO.K.です、楽しめますよ!!
            「植物デザインラボ mon」
            鹿児島市金生町の鹿児島銀行本店ビル「よかど鹿児島」1階入り口に位置する「植物デザインラボ mon hinoyouran+makarazuya」...お花をテーマにして全く新しい生活スタイルの中の価値を提案するショップです。そして今超人気の毎日お花を楽しめるサブスクリプション「mon petit vase」(月額2,750円税込み)もお家時間を彩ってくれます。いづろ天文館のエリアでお買い物の際にはぜひ気軽におたち寄りください。
            Original Wedding By Mstyle Flower
            ご結婚を控えていたり、あるいはそろそろ結婚を考えなきゃなぁ...と思っておられる皆さまに、絶対に一度観ていただきたい「Mstyle-shop.com」のブライダルフラワーのページ。 Mstyleでは、さまざまな雰囲気の会場装飾を一つひとつデザイナーたちがお二人のストーリーをデッサンに起こし、最高のオペーレーションと空間デザインでの新しい形での一生の記念日をお花で飾らせていただきます。 ウェブサイト「Mstyle-shop.com」トップページの「ブライダル」から入ってそれぞれの会場のサムネイルをクリックすると超ビックリの数のバラエティと個性に富んだMstyleの素敵な会場装飾例データが観れますよ!! 過去から直近までの圧倒的データの中から必ずお好みの会場装飾、ブーケその他のフラワーアイテムが見つかります!! ぜひとも目の保養のおつもりでも結構ですので「Mstyle.com」のブライダルページをご覧になってみてくださいね。
            山形屋店メルカート MERCE(メルチェ)
            鹿児島の地元で愛され続けて280年の山形屋1号館1階(2号館側)に「メルカートメルチェ」として営業しております。街の真ん中で色とりどりの珍しいお花達を取り揃えて皆様のご利用をお待ちしております、1本のお花のご利用でもどうぞお気軽にお声かけくださいませ。
            Mstyleマルヤガーデンズ店
            Mstyleマルヤガーデンズ店では、鹿児島のオシャレな方々のライフスタイルの一つのアイテムとしてお花やグリーンを提案できたらと考えております。インテリアの一つとして「生きた」お花をスタイリッシュに飾っていただきたい、またもちろん記念日やプレゼントにもMstyleのスタイリッシュモダンなお花のプレゼントをぜひご利用ください。
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