29日土曜日の夜は現参議院副議長の尾辻秀久先生との恒例の新年を祝う会が鹿児島市内の城山観光ホテルで開催され出席してきました
尾辻先生は鹿児島玉龍高校の大先輩なのですが、高校卒業後防衛大学に入学したものの大黒柱の母親を亡くされ家族の生活を支えるために退学しアルバイトに専念、その後23歳で東大に再入学し在学中から海外を放浪...
この時の体験記「ボッケモン世界を行く」も本当に面白い著書なのですが、こんな遠回りの経験をされたからこそあんな大きな世界感を持ち度胸もすわっていらっしゃるのだなぁ! とつくづく感じさせられるのです
ちなみに尾辻先生のお父様は海軍少佐で駆逐艦「夕霧」の艦長として先生が3歳の昭和18年11月に戦死をされておられます、つまり若くしてご両親を亡くされ苦労をされたのですが、本当にいい意味で育ちのいいまっすぐな精神を持たれた凄い方です
前日も参議院副議長として国会の議長席(5時間を半分ずつ議長とお二人で交代で議長役されるのだそうです)で民主党の代表質問を聴いていて仲間同士でののしり合いのその内容に「呆れた」というコメントをされておられました
この尾辻先生はいっつもご自分の尾辻家の墓参りの時に同じ墓地にあるうちの父のお墓も必ずお参りしてくださっておられるのだそうです、それもうちの父が玉龍高校の11年先輩として本当に心から慕ってくださっておられ、うちの父も尾辻先生が最初の地方議員選挙に出馬される前から本当の弟のように慕っていました
大好きな歌は昔から「赤胴鈴之助」の主題歌! そしてこよなく赤ワインを愛し日本ソムリエ協会から名誉ソムリエの称号ももらっておられるのです
でも僕はこの尾辻先生が父との関係がそうだったからという理由とは全く関係なく、この方が本当に自分の信念でいつでも政治家として国民のために命を捨てられるという覚悟を感じるのからこそこの方をどこまでも応援したいと思うし、その意味で自民党だからではなく僕はこの「尾辻秀久」という一人の本物の政治家が大好きなのです
この鹿児島での地方支援団体「秀山会」でもそうですが、尾辻先生はどっかの総理と違い、原稿を読んだりということは決してなく、どんな場でのすべてのあいさつもいっつも御自分の言葉でちゃんと話してくださり、嘘やごまかしが全くないのです、そして難しい政治の世界の話でも、いわゆる政治家言葉ではなく本当にわかりやすく、どんな方でも興味深く聞けるように話してくださるのです
「言霊」を操れる人というのも政治家の必須条件ですよね
学生運動上がりや労組あがりの自己利益のチャランポラン政治屋と資質が違うし、もちろんどんな分野でも「この関係には疎(うと)いから」なんてトップとして無責任なセリフも絶対に言わないのです
僕は谷垣さんに代表されるような相変わらずKYで旧態依然とした自民党には全く興味も支援する気もありませんが、民主党は民主党で先日の首相演説の後のその代表質問でも解るようにまるで自らの党員が天に向かってツバするかのような政権政党とは思えない無責任発言をする末期状態になっているし、僕らが望むのは政権交代前のシナリオどおりの一時も早いまともな先生方による政界再編なのです
多分国会の中で今回の本予算を衆議院で通しても、今回はあの毎年恒例の無責任の赤字国債発行のためのあり得ない決議の際に「ねじれ」現象で参議院で否決、そしてひょっとするとそのまま解散総選挙なんてなっちゃうのでしょうか?
それにしても民主党も自民党もまったく支援する気が無い僕らはどうしたらいいのでしょうか?
またまた決め手のない国会を作るために無駄な選挙費用をかけて羅針盤をもたない船出をするのでしょうか・・・だから早く僕らが選択できるまともな政党を創ってほしいのです
首相がコロコロ変わるのがいけないのではなく、議員さん方が自分の利害を考え首相に選ぶ人を間違っているから、その後に国民の審判の結果コロコロ変わらざるを得なくなってしまうのです
やっぱりいまの時点では僕は自民党ではなく個人として尾辻秀久さんを応援するしかないのです、いまの政界トップがアホでKYだとみんなが辛いという結論なのです!
鹿児島ローカルのどっかの不動産屋さんのCMじゃありませんが「選べないなんてあり得ない」のです
- 2011.01.31 Monday
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- 07:00
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- by なりブー