早慶戦の楽しみ方

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     昨日は日帰りで神宮球場に出かけてきました。
    実は同日夜は、まからず屋の母の日の御苦労さん会がMstyle天文館店まえのFrogさんで開催される予定だったので、どうしても同日中に帰ってこなくてはならなかったのですが、やっぱりそこまでしても行く価値のあった素晴らしい早慶戦だったのでした。


    僕ら121期応援席は試合開始1時なのに、毎回午前11時には球場に入場するのです。これは神宮球場に向かう道すがら、慶応スポーツ新聞を販売する学生たちです

    そして10時30分頃に神宮球場に到着するとそこには、現役学生はもちろん下は慶応幼稚舎のかわいい子供たちがお母さん方同伴で、普通部(中学生)、高校そして各年代のOB会や各地方の三田会(OB会)などすでにものすごいバリエーションの年代の集まりが大勢集合しているのです。
     

    そして11時に学生内野席応援席に入ると、ここからが早慶戦の醍醐味で、すでにおなじみの応援合戦が始まるのです!


    これは慶応高校の男子学生と手前は慶応女子高のレディたち集団です

    みんな要領をよくわかっており、こんな時刻、つまり試合開始前の2時間まえに来ても、まったく退屈なんかすることなく、皆で応援練習やそして「陣中見舞い」と呼ばれる両校応援部がお互いの応援スタンドに出向き応援交換をしたりするセレモニーや、慶応名物「塾生注目!」の応援指導部(応援団)の面々のトンチとセンスのきいた、講釈に皆で大きな声で答えたりと、これがまた最高に楽しいのです。


    そして、華の「旗手長」による熟旗入場のセレモニー、この際には慶応義塾では「慶応賛歌」という塾生ならば必ず卒業式などの大切なセレモニーの際に必ず皆で歌う歌で塾旗を迎えるのです、ちなみに早稲田だと「早稲田の栄光」という曲がちょうどそれにあたります

    試合が始まると、攻撃側の陣営はブラスバンドなどの鳴り物を使っての全体応援となりますが、その自軍応援の際には必ず全員起立となり、まずそのイニングごとのテーマソング(応援歌)を全員で歌うのです、その後はチャンス到来に合わせてのいくつものバリエーションの楽曲があり、攻撃中にはスタンドの観客といえどもものすごい体力を使うのです!


    応援スタンドの各所には、応援指導部のスタッフやチアリーダーたちが配置され、実に一糸乱れることなく盛り上がりをさらに助長するように考えつくされたリードをしてくれるのです

    余談ですが、慶応義塾の塾歌(校歌)は酒を飲んだら歌ってはいけないことになっており、慶応義塾関係者は宴席や酒を飲んだ後は「若き血」という応援歌を歌うのです


    今回の試合は、4-2で早稲田大学の勝利でしたが、じつにおもしろいゲームで本当に応援のやり甲斐がありました。早稲田の福井優也君は実に素晴らしいピッチャーです、ホームランを一本打たれたものの153キロくらいのストレートボールをバンバン投げ込んでましたよ!

    というか六大学野球はいつの間にこんなにレベルが高くなったのでしょうか・・・
    慶応も早稲田も出てくるピッチャーはみな最低でもストレートは140キロ後半の速さですし、打力も守備力、肩の強さ、走力とも申し分ない選手ばかりなのです。

    もちろん僕等121期の仲間も、最後の最後まで声を枯らして、そしてチャンスにもピンチにも肩を組んで大声で応援歌そして「ダッシュケイオー」にのせて声を張り上げて応援しました。
     そして試合終了後にはまたスタンド全員老若男女で肩を組んで「慶応賛歌」を歌って、選手たちの健闘をたたえたのでした。


    僕のメガホンも試合が終わるころには、気が付いたらこんなになってました・・・

    明日は1勝1敗で優勝をかけてのいよいよ最終戦です、もうどちらが勝っても負けても少なくとも僕ら121期の仲間はこんなにいい試合を見せてもらい、一緒に応援させてもらうことができて、すでに大満足なのです!
     また、秋の早慶戦、いよいよ早稲田の斎藤祐くんがラストシーズンだし、ドラフトにどんな選手がかかりそうか観るのを楽しみに121期の仲間たちとまた応援できたらと思うのでした



    いざ神宮!

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       今日は東京六大学野球の優勝をかけて、リーグ最終戦である早稲田大学vs慶応大学の第2戦目が大学生野球の聖地、神宮球場で開催されます。どちらか先に2勝(勝ち越し)したほうがリーグ戦優勝という状況で、きのう土曜日に慶応が先勝をしているので、今日慶応が勝てば慶応大学の優勝となります。
       優勝をかけての早慶戦は2005年の春以来なのですが、実は僕らが在学3年生の最終秋の早慶戦もまったく同じ状況だったのでした。(ちなみにその時には慶応は2連敗して現在のオリックス監督の岡田選手を有する早稲田が圧勝優勝でした)

       そして今回のこの優勝決定戦に、いてもたってもいられなくなった僕はマイレージチケットを利用して今日、日曜日(第2戦目)に日帰りで鹿児島からこの試合、応援観戦に行くのです。実は僕の大学の卒業は昭和55年、121期生で時の応援指導部(応援団)の仲間などが中心になって「121期応援席」という名前のスポーツ観戦のための同期会があり、今回も神宮球場での早慶戦に集まって同期の有志で応援するのです

       そして優勝決定戦ということもあり、我々のお世話役は現役学生でもなかなか手に入らない早慶戦のチケットをまとめて手配してくださり、なんと球場に入るのも徹夜で並ばないとなかなか入れない、ブラスバンドがはいる内野応援席にこの「121期応援席」約50人で陣取って声を枯らして慶応大学を応援するという企みというわけなのです


      おととし、今回と同じく春の早慶戦の第2戦の神宮球場でのスナップ

      多分早稲田大学は必勝態勢で昨日の第一戦も投げたキャプテンの斎藤祐君と今年のドラフトの目玉ともいわれる大学生最速150キロを超える福井優也君の2枚看板で万全の体制で臨んでくるでしょう!

      昨日土曜日の球場の様子を、娘さんの母校早稲田の応援で一緒に神宮に行ったぴょんきち君からメールいただきました

      僕らも絶対に応援負けしないように、そして選手たちと一体になり最後の最後まで楽しく応援を続けるために球場で歌詞カードなどの応援グッズも配られますが、僕ら121期応援席の面々は今でもほとんどの慶応応援歌(いろんな状況で10曲ほどありますが・・・)をちゃんと歌えるんですよ!
       ついでに僕はライバルである早稲田大学校歌も早稲田大学名応援歌「紺碧の空」も歌詞も完璧に全部歌えるのです。

       ということで、早慶戦というのは両校野球部員にとってみれば100年以上のライバル決戦の歴史の続きでいろんなものを背負いながら、最高のステージで対決をし、自分たちの歴史を刻んでいくのですが、われわれのような卒業生などの両校関係者にとってみればいわばいろんな意味でのライバル校とのお祭り合戦のようなものなのです。

      これもおととし春の早慶戦で、まだ斎藤君は2年生でした。彼ももう今年は4年生で伝統の早稲田大学野球部主将なのです

      そして勝っても負けてもお互いの健闘をたたえあう最後のエールの交換まで、この神宮で五十路の仲間たちもみな一緒にタイムマシンに乗って一気に青春時代に戻り、この空間でのひと時を楽しむのです。

      さあ、今日は気合いをこめて慶応義塾「三色旗」のもと気持ちを一つにしてライバル「早稲田」をギャフンと言わせて、神宮の杜で早慶戦勝利の歌「丘の上」を声高らかに歌ってこようと思います! 



      玉龍出身在京ビッグ3の「篤子」たち

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         先日の東京ステイでは夜になんと鹿児島玉龍のぼくらの同期の女性陣ビッグ3が終結してくださったのでした。男性軍は僕とびょんきち君でもう終始、3大篤姫たちに押されっぱなしでオロオロ、ビクビク!

         ウルトラースーパーメッチャンコするどい洞察力の美代(みだい)さまに見入られるともうぴょんきち君はどんなに小さな迷いもウソもすぐ突っ込まれ、かたなし・・・そしてお江戸おしげちゃんに「あんたぁ!こらぁ!」と突っ込まれると僕ちゃんもぴょんきち君も「どげんすればよかとけぇ・・」とまたオロオロ

         そしてトドメは映画界のドン、浩子ちゃんに「あたしの驚愕の暴露話」をぶつけられて、渋谷のど真ん中で周りもかえりみず「ギャハギャハ!」全員で大声の鹿児島弁で大笑い!


        この3人の器を合わせると、まるで宇宙です、こんなに大きな肝の据わった女性たちを東京で見たことがありません・・・

        やっぱり薩摩の女性はどこにいても、どこまでも偉大なる薩摩の女性(おなご)なのです

         



        藤城清治 版画展

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           東京出張から帰りつき、鹿児島市内の山形屋文化ホールで開催中の藤城清治さんの版画展を見てきました。「光と影のシンフォニー」と題されたこの展示会、150点以上の作品を中心に、書籍やグッズもたくさん展示販売してある素晴らしいものでした。



          5月26日から始まり、30日(日)まで開催されています(最終日30日だけは夕方5時まで開催)



          藤城清治さんは1924年生まれの87歳にして現役の影絵作家で、芸術学校で勉強したわけではなく、幼少のころから認められた画才を認められ、個人指導で水彩画、エッチングや油絵の指導を受け、戦争中は海軍に属しながらも、赴任地では指人形を使い少年兵らと共に慰問演芸会を行うなどの活動もされ、慶応大学2年に復学してから影絵と出会ったのだそうです



          この展示会を観るとよくわかるのは、藤城氏ご自身はクリスチャンでありながらも、宗教を超えた「祈り」の世界を沢山表現されておられたり、またあの「ケロヨン」の生みの親としても、そしてレーシングカーをこよなく愛するモダンな一面をもっておられたりと、単なる芸術家としてではないとてつもなく大きな世界感を持っておられ、それを「光と影」を見事に駆使し、影絵という手段を用いて自由に表現をされておられるのです。
           そして、有名な話ですが、プライベートではネコが大好きでネコを3匹飼っておられそのネコちゃんを自分として作品の中にもよく登場させておられます。

           
          藤城氏の版画技法「レフグラフ」とは、日本の伝統工芸である「越前和紙」と最先端のデジタル画像技術が融合した高度なアートグラフィックスなのだそうです。デジタル画像処理の最大の弱点といわれている色の耐光性の問題をみごとに解決し原画の表現を損なうことなくハイクオリティーを保存できる技法なのだそうで、その秘密は「越前和紙」にあるそうです。
           


          この山形屋さんの展示会場に展示してある、「夕日の中のブランコ」に描かれた小さい子供二人は当時の藤城さんと初恋の彼女だそうで、それから80年以上たった今でもお二人はよく連絡を取り合っておられるのだそうです・・・
           鹿児島市内の山形屋2号館6階山形屋文化ホールで30日(日)まで開催中です(入場無料)、鹿児島市内の皆さんはぜひ、この魅惑の光と影のシンフォニーをその目でお確かめください、本当に素晴らしい感動ものですよ!

           ちなみに僕ちゃんはこの版画展を約1時間ほど観て感動したら、お腹がすいてそのまま1号館で開催中の「大江戸のれん市」に立ち寄り、またまた背広オジサンが一人でテリー伊藤の実家「築地 丸武」の江戸前玉子焼きやら、元祖クリームパン、カレーパン、ピロシキやら楽しく買いまくって帰ってきました。



          澪と野江

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             最近は肩の凝らない本ばかりけっこう沢山読んでいるのですが、つい最近読んだ中で僕的に久々の大傑作が「八朔の雪」でした。
            この本を読んで改めてなぜか日本人であることの誇りというか、心底やっぱり日本人に生まれてよかったぁ・・と感じてしまったのでした。

             多分人によって感じ方はいろいろかもしれませんが、間違いのないのは武士の時代の日本の風情というか日本人のメンタリティ(精神構図)というか・・・今になって藤沢周平の時代小説に完全にはまってしまっている僕にとって、またまたこの時代に対する興味をかき立てられながら、イッキに読んでしまいたくなった日本人の本質にせまれる最高傑作の時代小説でした。



            「禍福はあざなえる縄のごとし」といいますが、人生にはいろいろなことが絡み合い、いろいろなことが起きますが、僕自身この歳になってくると人間は絶対に一人で生きているのではなく、さまざまな出会いとそこでできた絆や愛で生かされているのだと最近感じることが実に多いのです・・・
             つまりこの物語の中で登場する「雲外蒼天」の澪と「旭日昇天」の野江の運命の関わりに似たようなことが意外と自分の周りにも起きているなぁと実際感じているのです。

            そしてこの本の中の登場人物に思い出させてもらった、日本人ならではの独特の思いやりや甲斐性といった「心の機微」の素敵さ・・・

            この作品「つるっ!」と読めてしまい、また読みながらポロッと涙が出るほどいい気持になれる絶対オススメの代物です、まだお読みでない方はとってもいい気持になれると思いますので、ぜひトライしてみてください!
             なんだか最近、こんな時代に生まれてみてもよかったかなぁ・・・と思ってしまうのです。



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            まからずや城山町本店
            天文館から歴史と文化の道を歩いて約15分、かつての薩摩島津家の本丸跡地の御楼門(ごろうもん)のすぐそば、鹿児島市内城山町..「こんなとこに花城があったの?!」っていうような場所に2021年3月に移転した「まからずや本店ビル」 そのお花たちのパリエーションもボリュームもそして圧倒的な世界観の「Mstyleブライダルフラワーデザイン」もここの「クラフツマンスペース」でプロデュースされています。まからずやの一つひとつ個性的な各支店のお花も切り花はすべてここから出荷されるのです。幻想的でスタイリッシュモダンな花溢れる空間に遊びにこられませんか?! 自然光豊かなここでの花写真の撮影だってSNS発信だってO.K.です、楽しめますよ!!
            「植物デザインラボ mon」
            鹿児島市金生町の鹿児島銀行本店ビル「よかど鹿児島」1階入り口に位置する「植物デザインラボ mon hinoyouran+makarazuya」...お花をテーマにして全く新しい生活スタイルの中の価値を提案するショップです。そして今超人気の毎日お花を楽しめるサブスクリプション「mon petit vase」(月額2,750円税込み)もお家時間を彩ってくれます。いづろ天文館のエリアでお買い物の際にはぜひ気軽におたち寄りください。
            Original Wedding By Mstyle Flower
            ご結婚を控えていたり、あるいはそろそろ結婚を考えなきゃなぁ...と思っておられる皆さまに、絶対に一度観ていただきたい「Mstyle-shop.com」のブライダルフラワーのページ。 Mstyleでは、さまざまな雰囲気の会場装飾を一つひとつデザイナーたちがお二人のストーリーをデッサンに起こし、最高のオペーレーションと空間デザインでの新しい形での一生の記念日をお花で飾らせていただきます。 ウェブサイト「Mstyle-shop.com」トップページの「ブライダル」から入ってそれぞれの会場のサムネイルをクリックすると超ビックリの数のバラエティと個性に富んだMstyleの素敵な会場装飾例データが観れますよ!! 過去から直近までの圧倒的データの中から必ずお好みの会場装飾、ブーケその他のフラワーアイテムが見つかります!! ぜひとも目の保養のおつもりでも結構ですので「Mstyle.com」のブライダルページをご覧になってみてくださいね。
            山形屋店メルカート MERCE(メルチェ)
            鹿児島の地元で愛され続けて280年の山形屋1号館1階(2号館側)に「メルカートメルチェ」として営業しております。街の真ん中で色とりどりの珍しいお花達を取り揃えて皆様のご利用をお待ちしております、1本のお花のご利用でもどうぞお気軽にお声かけくださいませ。
            Mstyleマルヤガーデンズ店
            Mstyleマルヤガーデンズ店では、鹿児島のオシャレな方々のライフスタイルの一つのアイテムとしてお花やグリーンを提案できたらと考えております。インテリアの一つとして「生きた」お花をスタイリッシュに飾っていただきたい、またもちろん記念日やプレゼントにもMstyleのスタイリッシュモダンなお花のプレゼントをぜひご利用ください。
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