今年の一年を振り返ると、ユダヤ投資家たちによる原油高騰に始まり、中国そして国内での食品偽装そしてリーマンショック、国内では本当に見苦しい無責任な首相たちの交代劇、そして国外からもいいように揺さぶり続けられる日本・・・
でもどうして僕なんかでさえも考えつくこの日本社会の大きなひずみを、それなりの立場にある政治家や国の役人たちも、だれも変えようとしないのでしょうか?
いまのこの国がちょっと変だとか、いまの経済や社会構造の持続維持性に問題があるとか、彼らが、もし考えつかないのであればもちろん、アホ者たちがその要職についてしまっているということだけども、いみじくも一応国内最高学府の出身と思われている人たちが、そのポストに多く居座っているということを考えれば、現況のひずみに気づいていながらにして放っているということになります。
そうするとこの人たちは、そろいもそろって本当のクソ人間だということですよね・・・だって公僕たる役人のスタートは大久保や勝そして西郷がそうだったように自分の命や財産に変えても「国民のために」と思い、それこそ公僕に徹することをその哲学とする人がなるのが基本であって、鹿児島のCMでやってる「こぉうむいん!」なんて発想のように安定業種として就職するような精神でやられたひにゃ、ズルズルと社会保険庁みたいな詐欺集団になり下がってしまうのは当たり前だと思うのです。
ところで、社会保険庁に今までかかわった、牛丸義留らはじめとする厚生省局長からの流れの長官並びに幹部、職員らはいい加減な発想で使いこんだお金や自分たちのルーズさで分からなくなったデータの精査にまた国民のお金を当たり前のように人件費として「いただく」ことの矛盾すら考えようとしないというのも、同じ法治国家の国民としてどうにもやるせない気持ちになってしまうのは僕だけなのでしょうか?
当たり前の人間の道理だったら、ずっとさかのぼって、彼らの責任で失った国民の財産を彼らの現在持っているものすべてで埋め合わせをするべく刑事責任の追及と合わせてその作業を速やかにまずやるべきでしょう。たとえば消費税の値上げなんて議論にしても、絶対にそんな作業の先の先です。
だって社会保険庁に象徴されるような泥棒機関にその責任も能力も追及せずに、またお金を預けるバカは普通は、いないでしょう!
(日本の大バカ者集団の巣、社会保険庁)
それと政治屋たちの中でも相変わらず族議員と呼ばれる、自分の背負っている業界の利権代表者として、自分の意見と利権だけを、さもしたり顔をして主張するだけの議員なんかも絶対今の時代には不要です、多分、今は彼らが長きにわたって培った「経験」ほど「害」になっているものはないかもしれません、今の自民党四役と呼ばれる中身のない人たちも政局だけにしか興味がなく結局国民の意見などそっちのけで補正予算の先送りをやってしまいましたものね・・・
これだけ国民のためにならないどころか、むしろ国民の不利益にしかならない人々をどうして野放しにして影響力あるポストにおいてしまっているのでしょうか?
ちょっとこの辺で冷静に考えて、この不利益人間たちを外したところで、もっと次の世代の若者たちを交えてもう一度この国の形をちゃんと議論し、市民自らイメージを作り、本当の意味での公僕たるまともな精神をもつ優秀な役人たちと、命をかけて国民と国益をニュートラルに考えられる政治家を再構築することが急務だと思いませんか?
まずはこのことを地域として成功例(パターン)を創ってみせることから始めてみるのはどうでしょうか?多分この国はここまで腐っていると、政府から変えることはもう難しいと思うのです。
新年を迎えたら早速、全国に先駆けて鹿児島市からまず改革をやってみるというのはどうでしょうか?