カミングアウト

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    僕らの高校の時の同級生は男子が約200名ほどいましたが、かなり後になった、卒業20周年の同窓会のときに、人気者のマーボーこと「M山君」が、その僕らの同級生中でいわゆる「男のゲイ」が5人いたのだということを教えてくれました。

     彼自身はとっくにカミングアウト(皆様にお知らせすること)していたのですが、バリバリのゲイであることを生業とし、天文館ではすごいスターになっていましたし、それもそのはず彼は東京で大学を卒業後プロ歌手を目指した時期もあり、歌は抜群だし、おまけに藤間流という踊りの師匠さんだし、鹿児島の世の世界で彼を知らないものは「もぐり」だといわれるような存在なのです。

     ところで僕は高校3年生の時にこのマーボーと同じクラスでした。当然その当時には「ゲイ」という言葉もその概念すらも世の中にはなかったころです。

    (当時も仲は良かったのですがちょっと面白いヤツという印象しかありませんでしたが・・)

     ある日プロレス好きの僕が休み時間中に、溝川や山崎といつものように暴れていると「ビリーッ」とすごい音をたてて、ズボンがほとんど真っ二つに裂けるほど破れたのでした。いつものことなので僕は、隣の席の色白で美人の河野さんに裁縫セットを借りて自分で、1本ずつ足が離れ離れになりかかったズボンを縫おうとしていると、そのマーボーがやってきて「僕が縫ってあげる、はいたままの状態の方が縫いやすいから、そのまま立ったままでいいよ」と言われ、なすがままの状態で、不思議な気持ちでズボンを修復していただいたのでした。

     それから、約10年ほど経ったのちに僕とマーボーは夜の天文館でまさに劇的な再会するのですが、その話は別にして、その時にあの僕のズボンが破れた時の彼の優しい行為の真意を聞いて、僕はすごく複雑な気持ちがしたのでした。
     「中尾君、あんときは右手の甲が股間に触れるたびにドキドキしながら縫ったたっよ〜」と教えてくれたのでした・・・

     いずれにしてもこの、マーボーこと「M山君」は、ものすごい精神力で病気を乗り越えまた天文館再デビューを控えていま充電中だということです!復帰したらまた男同士?として応援してあげたいと思っているのです。


    美技、ネックブリーカードロップ

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      プロレス技の中でもジャイアント馬場さんがやるからこそ迫力のあるワザがいくつかあります。その中でもピカ1なのが、このネックブリーカードロップ。

      これは中学2年の修学旅行、熊本の旅館での「試合」ですが、かけているのは僕で、かけられているのは尾上君です。尾上君は体は小さかったですが、サッカーが得意で僕とは違い成績もいい少年でした。
       このネックブリーカーを受ける姿も、このまま畳に打ちつけられることを全く恐れず、受け身をするでもなく大きく手を広げてワザをきれいにショーアップする、まさにこれもかける側とかけられる側の二人の信頼関係のうえに成り立つ素晴らしい「必殺技」です。
       ところで、余談ですが、この尾上君は中学校2年生の冬に美術の授業中、教室で僕が「パイルドライバー(脳天逆落とし)」という技をかけた際に、手違いで「カパッ」と音がするほど、頭蓋骨をコンクリートの床に打ちつけたのですが、その次の期末試験で学級で1番をとり、その後、一橋大学にストレートで進学しました。(でも危険なのでコンクリートの床の上ではパイルドライバーは絶対にやめましょう・・)、その後彼はしばらくクラスの中で「パイル」と呼ばれていました。・・・のんちゃんごめんねぇ、痛かったでしょう

      しかしやはり馬場さんの「一撃必殺」はこのフライングネックブリーカードロップですよね!この技だけはやはり馬場さんの、あの振り子がゆれるようなスローモーションのどでかい体の動きがあってこそ、これが決まったら完全に1本奪取です!


      この技も、お互いの信頼関係の上での協力がなければ絶対になしえない、バランスが命の美しい「必殺技」です。僕的には絶対ウエスタンラリアートより高度で美しい技だと確信しています。


      追伸、うれしいニュース

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        今日、また息子の拓也からメールが来ました。
        先般のリーグ戦での首位打者とベストインに加えて、なんと「新人王」「優秀選手賞」までいただいたとのこと・・・北海道から3年生からの転校組だったので、当然「新人」として権利はないと考えていたので、まさに「寝耳に水」のような朗報でした。


        僕自身は全く野球経験もなく、息子に何の適切なアドバイスもできずに、中学、高校時代から自分が信じたやり方で人に見せずに努力を積み重ねてきた息子の栄えある受賞は、本当にうれしかったです。

        そう言えば昨日、本棚を整理していたら息子の高校時代の数学と英語そして社会のノートが出て来て嫁と一緒に「因数分解」やらやってみましたが、なかなかこれが昔の記憶を思い出せないし、解答できずに大変でした。「野球ばっかししかやってなくて・・」と息子のことを言うのをやめることにしました。


        それともうひとつ、僕はいつも息子に野球のことを分からないままにも言い続けていたことが一つありました。「よかか、バッティングは結果を気にせず、フルスイングじゃっど!」このアドバイスの結果が「首位打者」というのはやはりつじつまが合っていないことくらい僕にも理解できます。これも言うのをやめることにします・・・

        いずれにしてもどのステージでも「新人王」のタイトルは人生に一度しかないチャンスをゲット出来たということなので、その幸運も含め、監督さんはじめ指導者の皆さん、そしてチームメイト、応援してくださった方々すべての人々に、私も感謝・感謝!です。
        そして、こんな経験をさせてくれて、有難うたっくん!


        オンザロックコンサート

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          前にもブログに書きましたが、僕ははるか昔、今から約35〜6年前の頃、高校時代JAM(ジャム)というバンドをやっていました。ジャムという名は当時のスーパーグループ「クリーム」に対抗して(Joyful Abnomal Members)というコンセプトで、基本3人でやっていました。
           本当に今思い返しても3人ともバラバラの性格のグループでしたが、冬場の冬休みと春休みでバンド練習を固めてやっていた関係で、この秋の頃にいつもコンサート企画を立ち上げるものでした。その中で、僕はなんとギターとボーカルを担当し、みなで知恵と力を合わせよく自主コンサートをやりました。
           
          (忘れられない第1回目のジャム主催の99円コンサート場所は十字屋さんのホールでした)
          それからなぜか、いわゆる「オカマの日」4月4日に、一番仲のよかった知能犯ワルメンバーの多かった同級生のバンド「ビコーズ」とのコンサートを2年連続でやりました。

          このチケットデザイン、今見ても斬新でしょう、3枚とも同級生の友人が作ってくれたものです 
           
          コンサートの日程を調整し、収支予算を考え(損しないように、もちろん儲けるなんて発想は全くありませんが)それまでのチケット販売と練習スケジュールなんかを話し合いイベントを組み立てていく過程は、まさに高校生にとってはワクワク・ドキドキの毎日でした。
           
          そして、終わった後のそう快感と達成感、ついでにたまーにくるファンレターをドキドキしながら読む瞬間のうれしさ・・・人間の達成感って、やはり失敗した時の金銭的なものをはじめとする責任やその事を追及される恐怖感との表裏だったりするのかもしれませんね。そんなことはあまり理解せずとも、この頃に実社会の為のいいプチ勉強をさせてもらっていたのかもしれません。


          ちなみに、今当時の演奏をテープで聞いたりすると自分で意外なくらいギターがうまく聞こえたりするのですが、今ではギターを持っても右手のピックも左手のコードをおさえる指も思うようには動かないし、なによりアドリブフレーズとかまったくアイティアが浮かんできません・・・でもカラオケエンターティナーとしてのスキルは今の方がずっと上だと確信しています。


          おそまつな日本プロ野球機構

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            今日テレビを見ていたら、「日本野球会からの人材流出防止策」ということで日本プロ野球機構が、日本のアマチュア野球からメジャーリーグを目指した選手には帰国後3年間はプロ選手登録ができないという、まったく頭の悪すぎる日本プロ野球機構のトップの方々の発想に思わず笑いが出てきてしまいました。
             なんでこんなに視野が狭いというか、自分たちのビジョンなさと努力の足りなさを棚に上げておいて、誰が見てもアホらしい後ろ向きの発想からの恥の施策を堂々とさらせるのか全く理解できません。
             こんな人たちが、日本のプロ野球界のトップなのかと思うと悲しくなってしまいます。もっとちゃんと世界観を持って日本の野球少年たちのそれぞれの夢を実現できるステージをしっかりと積み上げていってほしいと思うのです。
             ワールドベースボールクラシックしかり、野球の本場アメリカ人がまったく興味を示さないこの大会、理由は簡単ですよね、だって現在17カ国からアスリートの粋を集めてしのぎを削っているメジャーリーグの30チームのどのチームよりもアメリカ国籍人だけを集めたチームの方が弱いのは解りきっていますよね・・なのにわざわざ国別の人々を集めて弱いチームにして世界一を決める意味があるの?というのがその理由です。
             日本人視線だけでみるとどうしてもこんなチンケな発想でその自分が入り込んでいる籠の狭さが全く自覚できなくなってしまうということですよね。

             もっと頭のいい人たちに舵取りを任せた方がよくありませんか?


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            まからずや城山町本店
            天文館から歴史と文化の道を歩いて約15分、かつての薩摩島津家の本丸跡地の御楼門(ごろうもん)のすぐそば、鹿児島市内城山町..「こんなとこに花城があったの?!」っていうような場所に2021年3月に移転した「まからずや本店ビル」 そのお花たちのパリエーションもボリュームもそして圧倒的な世界観の「Mstyleブライダルフラワーデザイン」もここの「クラフツマンスペース」でプロデュースされています。まからずやの一つひとつ個性的な各支店のお花も切り花はすべてここから出荷されるのです。幻想的でスタイリッシュモダンな花溢れる空間に遊びにこられませんか?! 自然光豊かなここでの花写真の撮影だってSNS発信だってO.K.です、楽しめますよ!!
            「植物デザインラボ mon」
            鹿児島市金生町の鹿児島銀行本店ビル「よかど鹿児島」1階入り口に位置する「植物デザインラボ mon hinoyouran+makarazuya」...お花をテーマにして全く新しい生活スタイルの中の価値を提案するショップです。そして今超人気の毎日お花を楽しめるサブスクリプション「mon petit vase」(月額2,750円税込み)もお家時間を彩ってくれます。いづろ天文館のエリアでお買い物の際にはぜひ気軽におたち寄りください。
            Original Wedding By Mstyle Flower
            ご結婚を控えていたり、あるいはそろそろ結婚を考えなきゃなぁ...と思っておられる皆さまに、絶対に一度観ていただきたい「Mstyle-shop.com」のブライダルフラワーのページ。 Mstyleでは、さまざまな雰囲気の会場装飾を一つひとつデザイナーたちがお二人のストーリーをデッサンに起こし、最高のオペーレーションと空間デザインでの新しい形での一生の記念日をお花で飾らせていただきます。 ウェブサイト「Mstyle-shop.com」トップページの「ブライダル」から入ってそれぞれの会場のサムネイルをクリックすると超ビックリの数のバラエティと個性に富んだMstyleの素敵な会場装飾例データが観れますよ!! 過去から直近までの圧倒的データの中から必ずお好みの会場装飾、ブーケその他のフラワーアイテムが見つかります!! ぜひとも目の保養のおつもりでも結構ですので「Mstyle.com」のブライダルページをご覧になってみてくださいね。
            山形屋店メルカート MERCE(メルチェ)
            鹿児島の地元で愛され続けて280年の山形屋1号館1階(2号館側)に「メルカートメルチェ」として営業しております。街の真ん中で色とりどりの珍しいお花達を取り揃えて皆様のご利用をお待ちしております、1本のお花のご利用でもどうぞお気軽にお声かけくださいませ。
            Mstyleマルヤガーデンズ店
            Mstyleマルヤガーデンズ店では、鹿児島のオシャレな方々のライフスタイルの一つのアイテムとしてお花やグリーンを提案できたらと考えております。インテリアの一つとして「生きた」お花をスタイリッシュに飾っていただきたい、またもちろん記念日やプレゼントにもMstyleのスタイリッシュモダンなお花のプレゼントをぜひご利用ください。
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