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トム・ワトソン
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     全英オープン凄かったですねぇ!
     でも僕的に気になったのは、今日、東京に移動してきていろいろな文字メディアのニュースなんかの見出しで、ワトソンのコメント「Old fogey almost did it」の日本語訳をどうして「時代遅れがほぼやり遂げた」とするのか、ということでした。
     「ほぼやり遂げた」ではなく、明らかにこの場合は「もうちょっとのところだった」とか「いいところまでいった」と訳すべきだと思うのです。トムワトソンは、燃え尽きたわけではなく、今までのメジャー8勝に加えて、まだまだこれからも闘う気持ちを失っていないからです。実際、これを機会に全英オープンの出場資格年齢が、来年から10歳上がるんですよね。

     

    トムワトソンといえば、カリフォルニアの超名門校スタンフォード大学を卒業後、1971年にプロ転向し、75年にはこの全英オープンを制覇し、77年には帝王ジャックニクラウスと死闘の上、マスターズを制し、その年にまた全英オープンに勝ったりと、まさに、ジャックニクラウスの帝王の座を継ぎ、新帝王として君臨したスーパープレイヤーでした。スタンフォード大学には彼にちなんで「ワトソンレンジ」と呼ばれる、ゴルフの練習場もあるんですよ。

     でも僕が彼を一番尊敬するのは、長年トムのキャディーを務めてきたブルース・エドワーズが2002年に難病を患い、それまでもチャリティには多く寄与していたトムが、その後この病気撲滅にも一層熱心に慈善活動に取り組み続け2003年には、ゴルフを通じて社会貢献した選手に贈られる「ペインスチュワート賞」を受賞したからなのです。



     僕が言うべき話ではないかもしれませんが、日本人のプロスポーツ選手も、現役時代そして引退後も単に芸能人的なスポーツバカでなく、自分自身の人生のためにも、そして日本のためにも社会的な貢献をさりげなくできる英知が必要とされる時代かもしれませんね。

    カテゴリ:趣味のスポーツ | 19:03 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
    コメント
    本当に頭のよい方なんですね。
    | たまお | 2017/05/28 1:11 PM |
    そうですよね、なんだかどの世界でもその方の哲学とか美学とかを内に持っていて自我を捨てても人に対する優しさを忘れない方って「真のエリート」なのかもしれませんね? そして意外とそれって根底が一神教だったりすることがありますよね...
    | なりブー | 2017/06/01 5:45 PM |
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