今回の東京は、来年創ってみたいと考えている新機軸のショップの勉強のために、今回コラボを組むランの生産会社の社長と店舗のプロジェクトリーダーのきーちゃんと管掌の宇野さんに同行してもらい、久々に東京のいろいろなスポットをとことん見学にまわったのでした
既存の同業者の見学だけでは多分、ぶっちぎったお店の発想は出てきづらいかもという話になり、インスタなどで発信されている花屋さんなども普通に観ながらも、銀座や中目黒やと色々なエリアの面白いショップなどを大汗かきながらみなで歩きまくってきたのです...
東京は東京なりの事情があり、異常に高い土地代・家賃そして人口集中、どちらにしてもアドバンテージにもディスアドバンテージにもなりうる訳で、だからこそ同じ施設やデザインを観ながら自分たちのオリジナルのイメージを、自分たちの経営環境や地域特性を考慮しつつ仲間達同士でそれぞれにぶつけ合ってみるのが一番いいコトがクリエイトできるわけですものね
でも超感動したのが、実はたまたま皆で目黒川を歩いていて発見してしまった、きーちゃんが言うに「今超話題の」中目黒の「スターバックス リザーブド ロースタリー」でした
スターバックスが原点に回帰しその名の通り「ロースタリー」つまり、コーヒーをローストするための焙煎機をまず起点としセンターに据えて、3階建てのビルの1階はコーヒー2階はティー、そして3階はアルコールをテーマにして、そのコンセプトとストーリーを客に伝導するための社員教育をし、しかも入り口にはコンシェルジュまで準備をした...そんなスタバとしては全く新機軸な店舗なのです(と言っても僕ちゃんはスタバのコーヒーは苦くて飲めないのですが...(^-^;)
もちろんすべての階にはお外テラスがあり、ということはきっと春にはここの目黒川名物の素晴らしい桜を眺めながらコーヒーやお茶やアルコールも飲めてしまうということですよね...
従来のあのブルーシートのイメージのどんくさい「花見」をもオサレにデザインしちまうなんて本当に素晴らしい!!(もちろんすべてのメニューは高めなのですが、そんなの関係なく小島さんたちはじめ店内は本当にイケてる若い方々で超満杯でした)
デザインはさすがというかやっぱり、というか「隈研吾」さんだそうです、全体のデザインや空間の作り方はもちろんですが、ピクトグラム(絵のサイン)なんかのセンスも当たり前に抜群ですね?!
店内のどのシーンを切り取っても絵になるし、どの空間やアイテムにも彼らの哲学をもとにしたメッセージがヒシヒシと伝わってきます
こうしてこんなに大きくなってもイノベーションを続けていけるブランドって、いったいどんな人材たちがどんだけぇ〜いるんでしょうかねぇ、凄すぎます?! そのチャレンジする姿勢や精神がまさに「今の時代のブランド」なんだなぁ...と感じるのは僕ちゃんだけではないですよね
時代や環境のせいにせずに逆に「時を得た」こんなすごいチャレンジと成功例を目の当たりにして、こんな激変の時代だからこそ新しい価値をつくるカッケー人々が東京にはあまたいるのだということを知ったことが今回の出張の大収穫だったと思っている今日この頃なのです
- 2019.09.09 Monday
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- 09:09
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- by なりブー