今日から6月、世の中ではジューンブライドの時期で花屋さんは忙しいんでしょう? とよくいわれるのですが、実のところ梅雨時期の日本ではバラの生産もこの時期は端境期(はざかいき:苗の入れ替え時期)ということで減ったりするので超ヒマな時期に入るのです
ということで、僕ちゃんがたまーにサボりに行く堀江町の山形屋パーキング横の喫茶店「珈琲なぎさ」3年前またまたここがオープンした当初からの馴染みなので、ここのオーナー川上さんには好き勝手な事を言うのですが...
つい先日も歩き回った後で、汗びっしょりになったのでこの「なぎさ」さんに寄って「まだかき氷はないの?」と尋ねたら、一言「あぁ〜去年やってたかもしれないけど、今年はまだやってません」と一刀両断というかバッサリ
それを受けて僕ちゃんが「なんか冷たくて甘いものないの? 」とふてくされたら川上さんが「ほんなら中尾さんスペシャルどうぞ!」と出してくれたのがこれ
「ムダに多すぎる小倉あんonアイスクリーム」その後このメニューは「中尾アイス」という名前になり、メニューには存在しないのに現在ポツポツオーダーされているのだそうです...(味は当たり前にうんまいです)
それにしてもやはり僕ちゃんの名前を冠する一品だけあり、全然見栄えしないというか「アンフォトジェニック」というか...さすがこの今の時代に「見栄えなんかよりボリュームよ!!」の一貫した商品コンセプトは珈琲なぎさ的プロデュースだけのことはあるなぁと感動しているのです
前にもこのブログでも書いたと思うのですがこの「珈琲なぎさ」の川上さんはとにかく食へのこだわりはなかなかで、水は水素水だし、オリジナルカレーも有機野菜にこだわり無水でつくるのです
もちろんコーヒーにも紅茶もこだわって、しかも超健康志向でおられて僕ちゃんなんかいっつも講釈されるのです...んが、僕ちゃんはそんなこと「豚耳東風」というか、量以外はあまり興味がないというか
このハンバーグセットもハンバーグはもちろん、サラダはスゴいボリュームだし、豆腐もつくし...んでも納豆は(スーパー)ハルタさんで売ってるスチロールパックそのまま出てくるんですよねぇ(納豆は皿に出すと後で洗うのが面倒くさいらしいです)
でもって「この株式会社ハルタ(老舗スーパー)さん」の納豆も超美味しいので、お皿に移して出したら値段をあと100円あげられるのにぃ」といつも言うのですが、そんなアドバイスも毎回完全スルーだし
この「インスタ映え」しなさ、どうですか「もうまいったぁ!」ってなもんでしょう?!でも最高に美味いんすっよねぇこれが...
たまたま来られたイタリアンのシェフも含めて、ここの常連客たちが口を揃えて言うここのNo.1メニューは「鉄板でタマゴを下に敷いたナポリタン」なのです
無水でつくるこだわりカレーや丁寧に水素水で立てるコーヒーから時間をかけてつくるコーヒーゼリーや中尾アイスも全くかなわないここの最高の売れっ子No.1メニューの「ナポリタン」...
実はこのナポリタンもご近所のハルタさんで売ってる冷食に一手間かけているだけなのですが、そのことも川上さんは堂々と公言されており、僕ちゃんもハルタの社長にお伝えしたら春田社長もわざわざここに数回食べにきてくださっているのです(さすが優しい春田大先輩です!!)
そして僕ちゃんも3年間ずーっと指摘し続けている手作り手書きのちょいダサメニューシート(シワシワのファイルに挟まってテーブルの手前側に写ってますね)や壁に張ってあるチラシメニュー...
ここに出入りするデザイン関係の名立たる方々はじめ、ちょうど僕ちゃんの左側のカウンターに座っているイギリス帰りでかつて東京でデザインの仕事をしていたマキちゃんもタダでデザインしてつくってあげるからと言ってくれているのに、全然関心もなく、ってか無視してるし...
また川上さんがここのイチオシメニューだと豪語する「コーヒーゼリー(ほぼコンセプトは「中尾アイス」と同じ単純さですよね?!)」
僕ちゃんが川上さんに3年間言い続けているのは「食べてみたら美味しいしボリュームも嬉しいんだけど、そのこだわりが全く伝わらない見た目」だということなのです、トップにミントの葉一枚でも乗っけたら「らしく」なるのにぃといつも言っているのです..でも言っときますが、これが超美味いんです、だってこのコーヒーゼリーもコーヒー豆の状態からここで手作りしているのです
でもなぜか、この「なぎさ」には本当にいろんな年代のいろんな職業のバリエーション豊かな方々が「おひとりさま」でもこられるのです、だから超おもしろい!!
といいつつも同時にお客様が3人以上来るとオーナーの川上さんは結構パニクって全く笑顔も消え去り、常連客は完全に忘れ去られてぞんざいに扱われ始めるし(まあ、集中しちょるちいうことですよね...)
そして言うことが振るってて「ばたつくのは嫌いだから、あんまりいっぺんに客には来てもらわんでもいいんですけどねぇ..ですって?!」(けすっちょらいねぇ〜!!:日本語訳は見当たりませんがあえて訳すなら「カッコつけてるよねぇ!(でもちょっとニュアンスが違うと思います)」)
今時の時流に抗(あらが)いながら「インスタ映えない」を主張し続けその道をひた歩く「珈琲なぎさ」
「ディテールにこそ神が宿る」と言われるこのご時世にある意味、信念をもって「バエしない」亊を実践しているのならば、それはそれで意外とカッケーのかも知れませんね? つまりはこの川上さんも流石の「薩摩オゴジョ」だということなのです(ちなみに血液型Bだそうです)
もしよかったらこれからの季節にぴったりだけど、ぜんぜんインスタ映えしない「中尾アイス」もぜひ注文して食べてみてください、おいしいですよぉ!! でもお客さんが混んでくると川上ママのご機嫌が悪くなるので、あまりまとまった人数では行かない方がいいかもしれませんねぇ(・_・;)(アクセル踏みながらブレーキ踏むみたいな不思議なPRですが)
- 2018.06.03 Sunday
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