鹿児島県内の花店さんや花ビジネス関係者でこの3月7日に「つり同好会」を設立しようとしていたのですが、さすがにこの時期で総会として集まるのは適切ではないということで、これは延期開催ということになったのですが...
そしてもともとこの総会の早朝にはこの同好会のタイつり大会をという予定もあったので、こちらは考えると屋外海上で数人でつりする分にはコロナウィルスにはほぼ関係ないし、せっかくだからということで総会・懇親会は取りやめて同志でつりだけすることにしたのです
「コロナから逃げる遊び」として憂さ晴らしで、つり自体はとてもいいイベントだよねというこじつけをもって、7日朝5時すぎに指宿岩本漁協から出航で、この時期に「のっこみ」と呼ばれる産卵期のまるまる太った美味しいタイつりをすることとなったのです
ところで、桜が咲く時期に沖合にいた魚が産卵期で浅瀬に入ってきて荒食いするので、この「のっこみ」は僕ちゃんのような素人でも釣りやすいのです
岩本漁恊を出航してさらに南へ小一時間ほどかかり薩摩半島最南端を通り過ぎて、ほぼ錦江湾と外洋の境目くらいのところでゲンちゃんをして「絶対に釣れる」と断言せしめた「のっこみ」スポットに到着して釣り始めると...
このサイズ(約3キロ前後)のマダイがどんどん上がり始めました、ちなみにこれは本当にこの両手持ちをしているタイがかかって上がってくるときの力(りき)が入ってる顔です!!(ってか、電動リールなので全然重くないのですが、サオのしなりと電動リール巻き上げの音でその大きさが大体解るのです)
これがこの日僕ちゃんが釣り上げた一番大きなマダイ(3.5キロでした)、「薩摩富士」開聞岳をバックにゲンちゃんが撮ってくれました
この日は生花商つりクラブメンバー7人での貸し切りでしたが、僕ちゃんのようにほぼ手ぶらできても貸し竿とエサまでいれてもこの人数だと1万円とサオのレンタル料、目の前の錦江湾(鹿児島湾)でこんな贅沢で本格的なつりができるのって最高ですよねぇ?!
この日の最大記録は桜井さんが釣り上げた全長70センチのお腹パンパンの約6キロのタイでした
右の写真の一番手前左のクーラーボックスが僕ちゃんの釣り上げた分ですが(クーラーボックスはゲンちゃんからお借りしました)、僕ちゃんですら一人で20匹近く釣れたと思います
結局、この日は漁場について朝6時くらいから午後2時前まで約7時間でこの大きな天然タイを7人で100匹ほど釣ったでしょうか、船頭さんが言うに、今日は100店満点の出来ということでしたぁ! ラッキー!!
コロナから逃れるためにこんなに楽しくダイナミックな「のっこみ」を出来てしまったこと...
本来は卒業シーズンでお花を売って稼いでなきゃいけない時に、なんかとても複雑な気持ちながら釣果に満足して、こんなに豊かな鹿児島に生まれたことを感謝してしまうパラドックス(矛盾構図)僕ちゃんなのでした
- 2020.03.11 Wednesday
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- by なりブー