2月3日日曜日は「奄美の里 South Villa Garden」のオーナーでもあり、まからずやとしてお仕事でも2世代にわたり大変お世話になり、ご指南をいただいている「藤(ふじ)」家のウエディングレセプションに出席させていただきました
大島紬は1300年の歴史を持つ、まさに「奇跡の織物」として有名ですが、ここ「奄美の里 South Villa Garden」の場所はもともと昭和4年の創業以来大島紬の大店(おおだな)として製造販売を行っておられた「藤 都喜ヱ門(ふじ ときえもん)」氏が日本の敗戦迫る昭和19年10月に故郷である奄美大島を離れて以来、ここ「鹿児島の土地に奄美を引き寄せたい」という思いで昭和27年に藤絹織物株式会社として会社設立したまさにその場所なのです
この日は実はお昼のレセプションと夜には同じ会場のどんでん(セットしなおし)でのごく身近な方々のレセプションとの2回開催されたのですが、有り難くも両方ともチャペルそしてレセプション会場のメインテーブルやブーケなどお花の飾りをさせて頂いたのです
何度もこのブログ記事でも書いていますが、この会場も奄美大島のその歴史や文化のDNAを連綿とひきつぎ奇跡の絣折「大島紬」のルーツでもあるというそのことが唯一無二の空気感を醸し出していると確信するのです
素晴らしい藤会長自作の奄美庭園、そしてここにはもう一つやはり会長自作の日本庭園もあります
藤 都喜ヱ門氏のことを書かれた書物も読ませていただき、鹿児島市内から奄美大島を思い続ける藤家の方々のその熱き心の姿に心を打たれ、かつて僕ちゃんは鹿児島ルーツの花店としてここの装花のお取り引きをさせていただきたいというムリなお願いを申し上げたのです
これは夜の部のレセプションの会場装花です!! もちろんお昼も新郎新婦の登場はメインテーブルのバックカーテンがパーッと開いた瞬間にこのパノラマ庭園から、そして夜もまたここの奄美庭園の「利」を活かして今度はこんな夜ならではの演出でスタート!!
夜の部には幻想的な「奄美庭園」の中でのキャンドル装飾をさせていただきました...単なる西欧とかオリエンタルとかのリゾートとは絶対に異なる演出が可能なのです
僕ちゃんのお隣はこの日も素敵な演奏をされた異色のキャリアを持つミュージシャン「満田昭人」さん、そしていっつもオサレで素敵なスタジオブルードアの道添社長ご夫妻!!
この単なるリゾートのハワイともバリのオリエンタルとも違うこの歴史、そしてオーナーの藤会長の愛情と情熱を注ぎ込んで作られたこの奄美庭園と日本庭園にこそ鹿児島の人間でこそ理解できるその真価があると確信するのです
お食事も初めての経験でしたが、奄美の伝統作法で一の膳から三の膳まではお食事を準備してくれるお母さんたちも席についてから全員で一緒に食べ進めるという、実に愛情に満ちた「三献(さんごん)」で始まりました(実は健康の為にもお酒をカラ飲みせずに、まずはちゃんと少しだけでもお腹を満たしてから..という配慮のように感じるのですが...でも素敵ですよねぇ)
そしてまたどのお料理も美味しいこと!! 奄美料理ならではのドラゴンフルーツを使ったソルベや鶏飯(けいはん)も最高に美味しかったです
そしてアトラクションでもよーく伝わってきたスタッフの皆さんの陽一社長に対する愛情と結束力...
やっぱり鹿児島の「宝石」奄美大島ならではの歴史と文化、そしてここにルーツを持つグローバルながら深い愛情を持ち情熱に溢れる魅力的な人々...なんつあならんし、やっぱり同じ鹿児島県人として勝手に誇りすら感じてしまうのです
あらためて陽一さん藤家そして田代家の皆様のますますのご健勝と発展、そして未来永劫この奄美の素敵な文化が栄え続くよう心からお祈りを申し上げるのです(なんだか僕ちゃんらしくない婚礼のかしこまった「ごあいさつ」みたくなっちまってますねぇ😅)
- 2019.02.09 Saturday
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- by なりブー