今日から2月スタート!! とりあえず昨日の夜は鹿児島市内は曇り空でそれほど寒くはなかったものの、やっぱりこの冷えこみが厳しくなるシーズンにはラーメンが美味しいですよねぇ(ところで昨夜は鹿児島市内では曇り空で皆既日食は観れませんでしたが、みなさんの地域ではどうだったですか?)
うちと同じ堀江町内で、まからずやから歩いてもほんの2分15秒くらいの所にある老舗のラーメン店「ほりえラーメン」さん
ここも地元有名人を含む沢山の方々が愛しつづけている鹿児島の「一つの」ラーメンなのです
「一つの」という表現はスゴく深ぁーい意味があって、鹿児島のラーメンの場合ほかの九州ラーメンとは一線を画すほど違う多彩すぎるほどのさまざまな味とルーツがあり、その証拠に鹿児島の人々に「鹿児島ラーメンはどこがお勧めですか?」と尋ねると、一人ひとりみんな答えがバラバラになるはずなのです
ここ「ほりえラーメン」は鹿児島市内天文館にずーっと昔からある「のり一(のりいち)」ラーメンと起源がおなじだそうで、中細麺と醤油ベースの薄い透明系の薄味でいわゆる「とんこつラーメン」とも一線を画して全くちがう美味しさなのです
行かれた事のある方ならご存知だと思うのですが、ここを一人で切り盛りされていらっしゃるこの優しいおばあちゃまの笑顔も大きな魅力の一つですよね?!
「おにいちゃん、ニンニクは好きな?」と聞かれて「はい!」と答えると目の前でおろし金ごと直接スープにガバぁっと入れてくれます
ところで前にもこのブログ記事でも何回か書きましたが、鹿児島は地政学的にもいくつかの特徴があり日本の歴史の中でブッチギリ600年以上も先んじて豚を食べてきた習慣があるのです、そこに1200年の頃にモルジブからの鰹節や、北から降りてきた昆布を利用したりする出汁(ダシ)の交差点としてスープをつくってきているので、「出汁の交差点」として九州の中でも完全にスープの作り方が繊細で奥深いのだそうです
地元鹿児島の方々はよーく知ってる通り、豚の背ごし脂をむやみやたらに入れたりとかって絶対にしませんものね
おばちゃんの手作りのここの大根の漬けものも美味しいったらありゃしなくて、もう食べ始めると全然とまらんとです
この日も追加料金のない大盛りラーメンをいただき、おばあちゃんの好意でごはんもつけていただいてたったの400円だけだったのですが...これでいいんでしょうか? ずーっと昔はご主人が中心にご夫婦でここをされていたと思うのですが、多分この元気な明るいおばあちゃんも80台半ばのはずです
こうして皆に喜ばれて、自分も笑顔で過ごせる「鹿児島のラーメン」を提供しながら頑張れる80台...素敵でカッコいい、さすが薩摩オゴジョの「ほりえラーメン」なのです
- 2018.02.01 Thursday
- 食べること
- 01:11
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by なりブー