やっぱり切り替えだ
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    3月23日金曜日は夕方から楽しみにしていた鹿児島経済同友会の先端技術研究委員会主催での講演会が天文館のレクストンホテルで開催されました

     

    講師は総務省 情報流通業政局 情報流通振興課長の「犬童周作(いんどうしゅうさく)」氏でテーマは「本格的なIOT、AI時代の到来を見据えたデータ利活用環境の整備」というこれからの日本政府のセクターを超えたビッグデータの可能性とビジョンを垣間みれる超面白そうなタイトル、こんな「時の人」を招聘していただいたなんて、さすが末吉委員長なのです!!

     

    犬童周作氏は1992年に東大法学部卒業ご郵政省に入られて、その後在フランス日本国大使館一等書記官、総務大臣秘書官、総合通信基盤局事業政策課市場評価企画官、国土交通省道路利用調整室長、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室内閣参事官を経て昨年2017年7月から現職にあられる...

    つまり日本のビッグデータをこれからの様々なジャンルでどう生かして社会を変えていくのか、を考える中心人物ということですよね?!

    いただいたこのアジェンダは何回読んでも興味が尽きないというか、やっぱり政府の真ん中にいるすごい人々の俯瞰力というかそのリテラシーやビジョンをつくる世界観とかはものすごいなぁと感じるのです...

     

    今の危機的な日本のイノベーション周回遅れの中にも関わらず、でもこれを地方自治に持ってブレイクダウン(具体化)しようとすると、悲しい事にまだまだその組織としての前例主義とセクター主義でまったく理解も実践もされるはずがないだろうなぁ、というのも同時に痛感してしまうのです(実はそんな地方こそこんな改革への転換こそがチャンス到来なのにね?!)

    気づきの悪い僕ちゃんの脳みそのレベルでも講演の中でもいくつもキーワードがありました、「IOTの普及でZB(ゼタバイト)=1兆GBというデータ流通量の世になる、1ZBとは新聞140兆年分の情報容量に匹敵する」「IOTとAIの爆発(生物多様性のカンブリア期と同じ状況)を促す、超高速で多数同時接続が可能になる第5世代移動通信システム」のこと「2030年以降は人間の脳とシンクロするAIとなる」

    えっ、たった12年先のこと?! みたいな...

     

    そして野田総務省大臣の言葉で今の危機感のない大人達の「日本の静かなる有事」と例えられる超少子高齢化の影響のこととそれを解決するためにもどうしてもこのIOTやAIの力が必須であるという事実etc.

    でもしかし「大人達のイノベーティヴマインドがなさすぎの現状結果、有事の解決手段でもあるイノベーションのための環境整備となる法律改正もまったく着いてこない...

    それゆえインベンター(発明家)やイノベーターの育成でもアメリカ・中国そして韓国にすらにどんどん水をあけられつつある日本のものづくり」の凋落(ちょうらく)の現状

     

    犬童氏が行政に身を置く立場でとはばかりながら言ったIOTで早急に解決するべき「年間実費だけで1300億円コストがかかっているという住民票発行コストのムダなどの電子行政分野の例」そして「健康・医療・介護分野でのバイタルデータ化(個人の医療データを全国どこででも引っ張りだせるシステム)」などなど、IOTやICTそしてAIによってのソリューション(解決法)がいくらでもあるということ、さらに超少子高齢化の中でもやっぱり「事務職」就職希望が多いなか、IOTでもっとも人手が要らなくなるのが事務職だというミスマッチなどなど

    進んでいる大都市と遅れていく地方都市の差は実は目に見える資産やお金だけよりも、今は新しい価値を生む可能性のある人材や知的集積の差がどんどん恐ろしいほどにひらいてきていると言われています

     

    でも日本国のばやい、どんなにヤバくても「とりあえず今はしょうがないじゃない」「オレの時はやめといてね」「まだ成功例はないじゃん」と言いつつ気づかないフリしてその場に居座るオッさんたちはじめとする人材育成や獲得に関する無関心さの現状...これが一番ヤバいんじゃないのかなぁ

     

    超少子高齢化ということは現在、生産性のない仕事に寄っている人々を必要な仕事にシフトしてもらうと同時に、逆にその今迄の仕事の精度やスピードを高めたりするチャンスでもあり、そのための手段がIOTやATだということですよね

     

    やっぱ一時も早く政治的ポストの方々はそんな舵取りの羅針盤をリセットし、それを国民にコミット(宣言・約束)し国民挙げてこのIOTとAIを手段にして自らの立ち位置を変えながらでも日本社会を変えていかなくちゃなんねぇってことだと思うのです

    カテゴリ:社会・政治 | 01:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
    のびしろですね?!
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      昨日3月19日は前から楽しみにしていた鹿児島経済同友会の例会で、講師に工学博士で東京大学名誉教授の「月尾嘉男(つきおよしお)」先生のプレゼンテーションが開催されたのでした、明治維新150年の年ということで講演のテーマは「鹿児島を飛躍させる5つの戦略」

      実は僕ちゃん今から20年ほど前、平成10年3月に鹿児島市が発表した「鹿児島市地域情報化計画」の策定にあたり地域情報化推進懇話会のメンバーとしてその座長の月尾先生のお話に毎回刺激をうけていたのです(懇話会のメンバーとして能力不足で不適任だったと痛く反省しております)

      それ以来の先生のお話ということだったのですが、月尾先生は当時からものすごいアクティヴでアウトドアからスポーツからなんでもこなされ経済会とも交流が多く、工学の世界を完全に飛び越えてさまざまな活動もされていらっしゃいます、それが故に単に学者さんという枠を完全に飛び越えて学問と実社会での実践連動をされている貴重な日本の「人材」といえるのです

       

      月尾先生は東京大学定年後も探検家としても活躍され、喜望峰をカヌーで超えられたいわゆるケープホナー(帆船ではありませんが..)でもあられるのです

       

      ついでに、今では当たり前の概念となりましたが「デジタルアーカイブ」という言葉も僕ちゃんが鹿児島市の懇話会で一緒させていただいた1990年の半ばに月尾先生が日本で初めて使用されたんですよ

       

      この日の一番衝撃のデータだったのは、この「企業の時価評価総額の世界ランキング」☜クリックして見てください、世界のトップ50社に日本企業の名前は43位の「トヨタ」だけなのです...そして現在の世界一位はこの「アップル社」やっぱりね💦って感じですよね

       

      月尾先生がやんわりと言われましたが、日本大企業のオリジナリティやゼロベースからの発想のなさ、そしてその原因の一つとして社会の中での女性の才能活用や発想・視点が少なすぎる事も挙げておられます

      そして、地方の政策もいいかげん前例主義や収支の合わない箱モノなどのプロトタイプ行政を止めないと、今のままではすべての政策は失敗に終わるという事もこれまでのデータで示してくださりました

      また絶好調といわれる日本のインバウンドの実態に関しても実は外国人観光客と国民数での比率を比較すると上位のギリシャ・スペイン・フランスなどに比べると日本はまだ16位で、その国際観光収入もGDPの1%程度しか達成していない事も指摘されていましたが、これもショックでした

       

      でも鹿児島は150年前にはこの昭和を引っ張ってくれた「旧日本制度」をつくった人材達を排出したエリア、月尾先生は前からそんな鹿児島に少しだけでも縁も思い入れもあられたからこそ、こうして鋭く適確なアドバイスをしてくださったことは間違いないのです

       

      あとは我々の発想力と多様性そして独立心とプライドを持ったチャレンジ実行力があるかということですよね...あたまつかって、センスよくきばらんといかんちゅうこっちゃねぇ!!

      あたいにはムリごわんどなぁ冷や汗冷や汗冷や汗

      カテゴリ:社会・政治 | 01:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
      ぼっけもんだもの
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        先週の土曜日は今年も楽しみにしていた参議院議員「尾辻秀久」先輩を囲んでの新春の集まりがあり、鹿児島市内の城山観光ホテルに行ってまいりました

         

        いつもは1月の後半か2月の初頭にあったりするのですが、今年は3月に入ってからということで...

        アレレ! みんながこの看板「新年を祝う」と書いてあるしと思っていると...ここは当たり前のように尾辻先生が「この時期の開催になったのは忙しかったからということでもなく、ただ単にホテルさんのこの部屋が空いていなかっただけのことで、看板は同じものを使い回せばそれでいいということで指示したからです」と大爆笑、さすが薩摩の男はムダにプライドやメンツを振りかざさないところが超カッケーのです

        そして実は毎回そうなのですが、この会は訳の分からん「自己顕示的挨拶演説」や「昨日のネット記事」程度内容のスピーチを長々と話す人がいる訳でもなく、後援会長の吉冨信雄会長の話も実にスマートに先生の活動を要約されて伝えてくださるし、なんといっても支援者同士の本当に楽しい懇親会がほぼ9割の会なのです

         

        ところで、今年も僕ちゃんの席は「玉龍高校 花の9期(尾辻先生と同期のすごい大先輩ばかり)」のテーブルで一人小さくなっておいしいお料理を沢山食べていました

         

        厚生労働大臣や参議院副議長、自民党参議院会長なども歴任をされる国会議員歴30年の「重鎮」ですが、超党派の議連の会長もこの方が日本で一番沢山務めていらっしゃるようです、そしてこれも超党派の「みんなで靖国神社を参拝する国会議員の会」の会長として毎年秋の例大祭には先頭に立ってちゃんとお参りをされていらっしゃいますよね

         

        毎年この鹿児島市内の会ではそうなのですが、この会のお開きの直前にちょっとだけ尾辻先生が実に解りやすく今の国会情勢をつらつらとながらジョークをちりばめてコンパクトに話されるこのお話が全くもってすごいのです

        今回の話題は、この前日夜遅くから招集された、年間2,860万人(その内の約85%が韓国・中国を筆頭にアジア系)を超える日本を訪問したり日本に滞在する「外国人の日本滞在中の医療費踏み倒しの問題」の件でした

         

        アジア系を中心とする旅行客の間では「日本で病気やケガの際は医療費がタダに出来る」という噂まででているそうで、その海外からの人々の医療費が膨大になり始め、この前日はそのための議員の緊急召集だったのだそうですが...

         

        その会議の締めで尾辻先生に一言とふられて尾辻先生が発言したのが「私は昔ヒッピーでした、だから言わせていただければ、世界で国民皆保険を施行している国は日本国しかなく、自国以外で病気やケガをしたら医療費はその国の医療機関の実費で払うのが常識。例えば盲腸を切れば250万円払わなきゃならないし、でもこれが世界の常識ですよ」...と、その一言でその会議は終わりだったそうです

         

        そうそう尾辻先生は3歳の時に父上が駆逐艦「夕霧」の船長としてソロモン沖で戦死され、玉龍高校では箱根を走るアスリートだったりしつつ、その後防衛大学に入学するも今度は20歳の時にお母様が亡くなられ、妹さんの学費を稼ぐために退学され鹿児島に戻られバイトで一家を支え妹さんの卒業後に自ら再度、23歳で東京大学に入学されたのでした、そして時は学園紛争の時代、このタイミングを利用して今でいうバックパッカーとして世界中を歩き回り、「ぼっけもん(次に何をするか予測不能の人)世界一周」の本も書かれたのです

         

        そんなキャリアだからこそ政治家として一番必要な「胆力」と「ハート」を合わせ持ち、世界視点で俯瞰(ふかん)して見れることが沢山あるとそう確信するのです(写真は今から30年以上前、尾辻先輩が県議会議員の頃、この頃からとても正義感が強く魅力的な政治家でした)

        今では半分「国会不要論者」的な僕ちゃんですが、こんな人がまさに「政治家」としているならば、やっぱり「AI国会」よりもこんな「人」に政治をゆだねたいよなぁ〜とも思ってしまうのです

        それにしても今の政権幹部と財務省との腹芸そのものの「茶番劇」は「胆力」を失った政治屋さんがどれだけ醜く不必要なのかを物語っているような気がしてならないのですが...

        カテゴリ:社会・政治 | 14:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
        学問のススメ
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          今日からまた朝一便での寒い東京へ移動飛行機 けむりなのですが...

          先日、母校と蠏脹学術事業会そしていくつかのクレジットカード会社との提携でつくられて僕ちゃんも利用させていただいている「慶応カード」のニューズレター「KEIO Card News」が届いており、今回も塾内のことをはじめ、またさまざまのジャンルに渡るその最新情報やイベントそしてトリビアに溢れる情報を楽しく読ませていただいたのでした

          このカード自体はよくあるデザインの提携カードですが、カード自体のコンセプトは慶応義塾の伝統である「社中協力」そしてこのニューズレターは大学の三田キャンバス内に事務所を構える「慶応カード事務局」で発行されています

           

          カード自体は慶応大学内では「塾員」とよばれるOGとOBの皆さんと職員の皆さん、そして学生にとっては「学生カード」というステータスの異なるカードがあり、その利益の一部が奨学金をはじめ新しい活動・事業などに利用されたりするという、ちょっとだけ母校に貢献できるかなぁ的なクレジットカードなのです

          日本国内で国会図書館に次いで書物数が多い慶応図書館なのだそうです、その図書館の美しい姿をモチーフにしたカードデザイン

           

          そしてなによりも今回このニューズレターで一番感動したのが、冒頭の「文明教育論」を引用した長谷山彰 塾長のセッメージなのでした

           

          「学校は人にものを教えるところにあらず。ただその天資の発達を妨げずして、よくこれを発育するための具なり」福沢諭吉(文明教育論)

           

          時代の転換期には知識を習得するだけではなく、予想外の事態を乗り切る突破力を備えた人材が必要です。変化の激しい21世紀に世界で活躍できる独立自尊の人材とは、未知の課題に遭遇した時に問題の本質を見極める洞察力と、解決法を発見できる創造力を備え、さらに異文化を理解し、自国の歴史や文化を正しく語り、違いを乗り越えるコミュニケーション能力と、民族や宗教を超える普遍的な倫理力を備えた人材です。

           

          これは学校に限らず会社はもちろんどんな組織でもまったく同じ共通の「永遠普遍の真理」ですよね

           

          一年生の時の教養課程で「福沢諭吉」という授業があったり、その他のさまざまな授業の折に触れて教授や講師の方々が福沢諭吉氏の思想や哲学そして普段からの人柄についても触れられたことを断片的に覚えているのですが、いかんせん大学時代もほとんど勉強とはほどとおい僕ちゃんの学生時代だっただけに..汗

           

          でも大学教育でとても大切な事は「学祖(学校を開校した人)」の精神や哲学をよりどころに自分の行動を照らす鑑(かがみ)を常に持ち、正しい精神を育み、そして学んだりチャレンジし続け「実学」として世の中を照らしたり、世に必要とされる「人材」となることだと思うのです

          大好きなカレッジソングのタイトルにもなっている三田キャンパスの東側に位置する「まぼろしの門」

          でも当時の僕ちゃんにとっては麻雀荘に向かう便利な近道というだけでした

           

          このニューズレターを読んで、今年は明治維新150年そして慶応義塾は160周年を迎え、小さい人間ながらも慶応社中として自分の会社のスタッフの幸せはもちろん、花業界や地域に少しだけでも価値を残せたり人の喜びや笑顔をつくるという精神で行動をしよう...

          と改めて小さい決意を固めつつ、ちょっとご無沙汰しちゃってる「一応」青春時代に所属していた三田のキャンパスをまた近々訪れてみようと思うのです

          カテゴリ:社会・政治 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          やっせんぼジャッジ
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            1月27日土曜日の午後から毎年恒例の鹿児島県国際交流協会主催の「鹿児島で世界を語ろう!〜第23回外国人による日本語スピーチコンテスト」が鹿児島市内の県民交流センターで開催されました

            KIC(鹿児島国際化推進協議会)への要請をいただき今年もこのスピーチコンテストの審査員をさせていただいたのですが、それにしても毎年本当に驚かされるのは鹿児島在住の外国人の方々が、ここで話されるその内容と日本語のクオリティの高さなのです

            今回はこれまでの最高のエントリー数52名だったそうで、この決勝の10名に上がってくる前の予選もすごいレベルの高い競争だったのだそうです

             

            それだけにこの日の10名のどのスピーチも日本語もそしてその内容も素晴らしくどのスピーチも甲乙付けがたかったのですが...

            なんと優勝したのはこのコンテスト始まって以来、最年少者の韓国から1年10ヶ月まえに鹿児島に移り住んでこられたという12歳の小学生の「鄭 暁林(ジョン ヒョリム)さん」(エントリーNo.7)でした!!

            まず右手を上に挙げて、手に出来たペンダコを見せながら、2年前に全く日本語が理解できないまま鹿児島市の紫原小学校に転校してきて、「これが私が日本語の勉強を頑張った勲章です」と始まり...

             

            その当時、ヒョリムさんの目から周りがどう見えてどう感じられたのかの描写も素晴らしく、それを克服して将来は外交官になりたいという想いへの繋がりとその変化を、そんな体験も概念もない我々日本人の大人に実に上手く完璧な日本語で表現をしつつリアルに伝えてくれました

            これは審査がやっと終わり、これから表彰式にうつる緞帳(どんちょう)が上がる前のスピーカーの皆さん達にとってはまたドキドキの瞬間です

             

            そして表彰式になり、ジョン ヒョリムさんの最優秀賞が発表されると、その瞬間ヒョリムさんは感激の涙をされたのですが、その後の「鹿児島に来れてよかったぁ」という彼女のコメントを聞きながら僕ちゃんまでウルッときてしまいました(やっぱ僕ちゃん審査員とか絶対に向いていない気がします)

             

            人は誰でもどこにいても、自分にとっての居場所がちゃんとある、ということは何事にも代え難い安心感を得られる

            つまりどんなに価値観の異なる外国人でも日本人でも普通に自然に受け入れられ、許容できる人々が多くいる鹿児島コミュニティである、ということがこれから世界に鹿児島のファンをつくるということになるんだよなぁとそう感じるのです

            カテゴリ:社会・政治 | 01:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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